四十九話【最南端・薩摩の地へ! 幸村、新たなる漢の出逢い!】 ページ3
貴方side
宮「そうか。いよいよ、俺様と付き合ってくれるのか」
貴「えっと、なんの話?」
真「A殿?」
宮「忘れたのかよ。武者修行の旅が終えて、またここに戻ってきたときは、俺と付き合ってくれるって約束だろ!」
貴「えっ?私、そんな約束したかしら?」
宮「もう、忘れてるのかよ。たくっ、お前って奴は」
あっ、そういえば、そんな約束をしていたような、していなかったような。て言うか、ほとんど忘れていたし、て言うか今私、幸村と付き合っているんだけどなぁ。
貴「あぁ、えっと、武蔵。悪いけど、私、「A!俺今、スッゲー強くなったんだぜ!」」
宮「さっきも、あの男に勝ったし、恨みっこなしだよな」
貴「あの、だから、私、「イヤー、それにしても、ついにか。俺様最強!」だから」
武蔵の野郎。人の話を聞けよ。
真(A殿が、お怒りになりかけておる)
宮「と言うわけだ。改めて言うぜ。俺と付き合ってくれ!」
貴「お断りします」(即答)
宮「えっ!何でだ!?」
貴「私、今付き合っている人がいるの。だから、貴方とお付き合いすることはできません」
宮「えっーー!!でも、約束」
貴「約束って言っても昔の話、あの時言ったはずよ。私に恋仲ができていなかったときは、付き合ってあげるって」
宮「うっ!」
貴「残念だったわね。武蔵。悪いけど、他を当たってちょうだい」
私はそう言うと、幸村の傍に来て幸村を立たせた。
貴「大丈夫?幸村」
真「はっ、なんとか。それより」
貴「ん?あぁ、気にしないで。武蔵は立ち直り早いから」
宮「うぉー!!こうなったら!Aよりもいい女を見つけてやるー!!!」←
貴「ほらね」
真「う、うむ」
とりあえず、今は時間がないわね。急がなくちゃ。
貴「武蔵。島津に会わせてくれない?大切な話があって来たの」
宮「じっちゃんに?」
貴「そう。お会いできないかしら?」
宮「いいぜ。そんなに会いたければ、特別にじっちゃんに会わせてやるよ」
貴「ありがとう」
武蔵はそう言いながらすぐに、私達を島津のところまで案内してくれた。
五十話【最南端・薩摩の地へ! 幸村、新たなる漢の出逢い!】→←四十八話【最南端・薩摩の地へ! 幸村、新たなる漢の出逢い!】
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