検索窓
今日:15 hit、昨日:3 hit、合計:4,695 hit

六十一話【復活の若き虎!改造大要塞 日輪の脅威、東へ】 ページ15

Aの言葉を聞き、それをその場にいるもの達に伝えていた風香は、涙を流していた。その場にいる者達は、黙ってそれを聞いた。

貴「貴方達には分からないでしょうね」

風「その人達が、どれほどの思いで、この戦に立ち、そして、死んでしまったことを」

貴「知るわけもないわ。自分のことしか考えない。自分勝手な貴方達には!」

風「私には分かる。だって、ずっと、そういう人達を見てきたから」

貴「私は、その人達の思いを背負って生きていく」

風「その人達の分まで、戦い続ける」

貴、風「死ぬまでずっと!/。」

貴「貴方達なんかに、負けてたまるもんですか」

風「いつも、弱気に、後ろから着いてくることしかできないようじゃ」

貴、風「この戦場で死ぬだけよ!/。」

貴「だから」

風「私は」

貴「絶対に」

風「何があっても」

貴、風「逃げたりなんかしない」

貴「死ぬ時まで」

風「戦い続ける」

貴、風「それが、竜崎家の生き残り、龍神の使い手である、私の決めた道」

貴「戻ったりはしない」

風「やり直しなんてない」

貴、風「一度決めた道は、真っ直ぐに突き進む!/。」

貴「ただ、それだけよ」

風「ただ、それだけ」

Aは薩摩にいる者達全てに言い、風香は、涙を流しながら、Aの言ったことを、その場にいるもの達に伝えた。その後、風香は、ずっと涙を流した。

風「Aさんの、思い」

伊「なぁ、龍神ってなんだ?アイツが使えるの、竜だけのはずだろ」

海「確かにそうだが、だが、竜崎家、神無月家では、その家の一人だけ、龍神、神龍と、龍と神の力を同時に使うことができるものがいる。竜崎家で、最も使える存在は、Aだけだ」

長宗「そんなことが」

海「お前もできるはずだ。風香」

風「えっ?」

海「お前も使える、自分だけの神龍を」

風「私だけの、神龍」

海「アイツだけの龍神はどんなものなのかは予想がつく、だが、お前は、俺でもわからない。お前の思い描く神龍はどのようなものか、よく考えろ」

風「私だけの、神龍」

風香はそれを聞いて、その事を考え始めた。

六十二話【復活の若き虎!改造大要塞 日輪の脅威、東へ】→←六十話【復活の若き虎!改造大要塞 日輪の脅威、東へ】


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:KICU x他1人 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2018年3月14日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。