【戦国BASARA武】竜の女武将と神の女武将〔2〕 (ページ11)

今日:20 hit、昨日:3 hit、合計:4,700 hit

五十七話【復活の若き虎！改造大要塞日輪の脅威、東へ】ページ11

風香side
少し離れた場所にて、私は海に手当てをしてもらった。松永久秀。何故生きて。あの時、確かに死んだと思っていた。なのに、どうして？また私を狙っているの？それとも、

海「何かを考え出すと、周りが聞こえなくなるってか？」

風「えっ？」

あっ、何か言ってたのかな？考え事をすると、本当に何も聞こえなくなるな。

海「まあ、確かに謎だな。あの松永久秀。どうやって生き返ったのか。ちょっと知ってみてぇかも」

風「海って、子供っぽいよね。以前はカッコよくて頼りになる男だと思っていたけど」

海「お前こそ、戦馬鹿の騙し野郎だよな。以前は大人しくて可愛いげのある女かと思ったけど」

風「騙した訳じゃない。今までずっと、いろんな人の下でやって来たから、喋り方が戻りずらかっただけ」

海「なるほど。ほら、できた」

風「ありがとう」

海「あぁ。あっ、そうだ。あのさ、お前たまには政宗公も構ってやれよ。お前が俺ばっかり構うから、政宗公の視線が痛いんだよ」

風「？何で政宗様が？まさか」

海「おいおい。頼むから気づいてやれよ；(今でも視線が痛いんだよ；)」

風「？」

海の言うことには理解できなかったけど、でも、一つだけ気づいたこと。政宗様はきっと、海を仲間にしようと思っているんだなって気づいた。←〈違うよー〉by'作者

貴方side

貴「来るよ。戦闘準備」

武蔵がこちらに敵を誘き寄せるため、先に武蔵と数人の兵を行かせると、すぐにみんなは、上手く誘い込むことに成功した。

貴「流石は武蔵ね。幸村。こっちも負けてられないよ。精一杯やろう！」

真「はっ！」

この戦い。恐らく、幸村にとっては試練そのものだ。この戦いで、どうか気づいてね。どんな時でも、私は信じてるから。