「そーゆー事言われても…照れんだけど///」 ページ6
＊Aside＊
いつものように1人で絵を描いていると、突然肩に手を置かれた。
幽霊の噂も一時期聞いたので吃驚仰天して暴れる←
体を丸め縮こませて警戒体勢をとりながらそっと振り向くと
そこには彼がいた。
Aが一瞬で目を奪われた、高尾和成。
高尾は妙な動きをするAを見て爆笑した。
腹を抱えて笑う彼を見ていると無償に悲しくなって泣きそうになった。
それからすぐに謝ってくれた彼を、もう一個用意した椅子に座らせ
ｺﾝﾋﾞﾆに行って買ったﾄﾞｰﾅﾂを1個分けた。
苺ﾐﾙｸ味のﾄﾞｰﾅﾂを頬張りながら、高尾は忘れていた用件を思い出したのか
「そだ、今日ここに来た理由はこれ。落としてたよ」
そう言って差し出した紙を見てAは目を見開いた。
何度瞬きしてもそれは目の前の彼をｽｹｯﾁした一枚の紙。
自分の描いた絵が他の人の手に。
そう認識した途端にAは顔を真っ赤にして物凄い速さで紙を奪った。
「すすすすすすみません！あ、あの、み、見られました!?」
たまにいる紳士的な人のように、内容を見らずにここまで持って来てくれた事を望んだ。
だがしかし、そんな願いも虚しく
「あ〜……ごめんな、もしかしたら名前書いてるかもって……見ちまった。」
最悪の返事が返ってきた。
自分の絵を見られた上に彼をﾓﾃﾞﾙとしていた事がバレたのだ。
恥ずかしさと罪悪感でAは居たたまれなくなった。
「ごめんなさい…っ…！…もう二度とこんな事しませんからっ!!」
震える足を必死に動かして立ち上がり、Aは美術室から逃げようとした。
が。
「待てよっ!!」
すかさず高尾がAの右腕を掴む。
心底吃驚してAは自分の足に足を絡ませ、転びかけた。
(倒れるっ…)
そう思いぎゅっと目を瞑る。
けど痛みや衝撃も感じず、代わりに何かの温もりが触れた。
「むぎゅ…っ!?///」
気が付けば高尾の胸の中にいた。
学ランを通り越して伝わる高尾の体温。
「翠原、お前なんで……俺を描いたんだよ？」
不意に高尾がAを抱き締めながら聞いた。
「それは……」
"綺麗だって思ったから"なんて言える筈もなくAは言葉を詰まらせた。
「……それはっ？」
高尾が楽しげにﾆﾔﾘと笑った。
そんなにｵﾄﾞｵﾄﾞしている態度が面白いのでしょうか…(涙)
さてはＳですねっ(つд；*)
無言が続き、偽りの答案を言う訳にもいかず雀の涙ほどの声量でAは
「………高尾くんが……か、か、かっこいい……って…思った、から」
「これから毎日………な？」→←「俺好みの顔だな……なーんてな☆」
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おみくじ結果は「末凶」でした！
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飯井 - →早いような気がしたけど、グダグダしてるより読みやすくて好きです（＾ω＾）でもまだ2人の距離は…ねwニヤニヤしてまう（＾ω＾） (2014年4月29日 22時) (
レス) id: 62da41667c (このIDを非表示/違反報告)
飯井 - チャ、チャ、チャリアカーってなんすか？あと、小分けにすることにしたんすね？てんかい (2014年4月29日 22時) (レス) id: 62da41667c (このIDを非表示/違反報告)
KAME - 月影>ｺﾒﾝﾄありがとうございます！授業中ずっと落書きして成績最悪な作者ですが何か？← (2014年4月29日 18時) (携帯から) (レス) id: 5b37bf2054 (このIDを非表示/違反報告)
KAME - 飯井>ｺﾒﾝﾄ感謝です！前の主人公は出すかどうか迷っています。出来ればｷｾｷの世代達も登場させたいです(*^^*) (2014年4月29日 18時) (携帯から) (レス) id: 5b37bf2054 (このIDを非表示/違反報告)
月影 - 読唇術www色々とハイスペックすぎますねこの学生どもwww← 授業中絵ばっか描いてても成績優秀とか理想ですね…＼(^o^)／KAMEさんもそうだったりしてw (2014年4月29日 18時) (携帯から) (レス) id: 7f3dc4fee9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KAME | 作成日時：2014年4月27日 20時
