第90話 【関東大会】開幕 ページ41
関東大会当日。
桃城は応援団長として、昨日夜遅くまで作っていたハチマキをして青学の旗をもって気合充分で待機していた。
1年にもハチマキを渡すが評判はびみょー…。
そして受け付けの時間が迫ってくる中、
中々来ない大石と九条に頭を悩ませていた竜崎の元へ一本の電話がかかってくる。
竜崎「なにぃ！？」
越前「！？」←珍しく遅刻してない
菊丸「？」
竜崎「大石と九条が妊娠しそうな妊婦さんを助けていま病院ーっ！！？」
あと１５分で受付を済ませないといけない。
ということで、桃城と菊丸がいいことを思いついたというような表情をする。
カツオ「ぼっ僕ですか！？」
菊丸「ここをこう…マジックで描けば…」←
桃城「うんうん…」←
カツオに水泳キャップを被せ受付を済ませようとする、なんか見た事ある光景を作り出す。
ところで水泳キャップなんてなぜそこにある。(素朴な疑問)
だけど、さすがに無理があるということで桃城が病院へと走ることになった。
―――――――――
in病院
ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ
急いで病室へ駆け込んだ桃。
桃「大石先輩！A！」
九条『？…あぁ桃。ごめんねー、こんなところまで走らせちゃって。』
桃「いや、それは良いけどよ、とにかく大石先輩時間がないッスよ！！」
大石「……(ﾌﾙﾌﾙ」
オレが代わりに家族の到着までここに居ますから！そういうも、大石は目をつぶるだけ。
桃「！？」
実は大石は助けた際に腕を怪我していた。
だが、これでもマシな方だという。
大石「九条が庇ってくれなかったら危なかった。」
九条『危なかったですよね〜ほんと。』
桃「！おまえ…それ大丈夫なのかよ！？」
九条『？別に大丈夫だけど…。』
九条は頭から左目にかけて包帯を巻いていて、立ってはいるものの、足にも少し包帯が巻かれている。
包帯人間だー、と本人は呑気だが。
九条『大石先輩と妊婦さんの2人はさすがに庇いきれなくてねー。』
妊婦「ほんとごめんなさいね…ご迷惑を…。」
九条『いえ、無事でよかったです。』(ﾆｺｯ
そして、
大石は自分のレギュラージャージを脱ぎ、桃に渡した。
大石「桃、青学をたのむぞ！」
九条『桃なら大丈夫。』
“俺を引退させるなよ”
そう言ってふたりは桃に後を託した。
桃「っ…はいッ！！」
桃城が病室を出る時に声をかける。
大石「桃！いいハチマキしてるな！」
大石先輩らしいなと思う九条であった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 171人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒薔薇(プロフ) - Rena．さん» わあ！ほんとですね！訂正ありがとうございます。 (2021年1月28日 0時) (
レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
Rena．(プロフ) - いつも更新お疲れ様です。ストーリーやキャラ設定が面白く、楽しく読ませていただいてます。所で試合終了の審判のコールですが、｢ヴァンバイ｣ではなく｢ウォンバイ｣だと思います。｢ウォン｣というのは英語で勝ったという意味なので恐らく。更新頑張って下さい。 (2021年1月27日 23時) (レス) id: 1c1efba1d7 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - ちぃさん» 大丈夫ですよ。またいつか更新するので読んでくれると嬉しいです。´`* (2021年1月23日 16時) (レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - そうだったんですね。せかしてしまいすいませでした．．． (2021年1月23日 16時) (レス) id: 479f4193d5 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - ちぃさん» 読んでくださってありがとうございます。漫画が今友人に貸していて手元にないので返ってきたらまた更新致します。 (2021年1月23日 15時) (レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒薔薇 | 作成日時：2021年1月20日 16時
