第80話 都大会その後 ページ31
各学校が並び、表彰式へと移る。
優勝は青学
準優勝は山吹中
３位が銀華中、４位が不動峰。
そして、5位はコンソレーションで勝ち上がった氷帝。
どうやら聖ルドルフは氷帝に敗れてしまったようだった。観月サンのデータでも歯が立たなかったらしい。
氷帝になんか一人…寝てる奴がいるような気がしないでもないが。
『立ちながら寝れるなんて…便利だな』←
壇「やめないでください！！！」
『ん？』
声の聞こえた方をむくと、阿久津は１年マネージャーの壇太一に呼び止められていた。
誰かにテニスを辞めると聞いて駆けつけてきたようで、やめないでくださいと泣いていた。
阿久津は太一に俺を目指してもその先に可能性はないぜと言い、右手を横に伸ばす。
その先には越前がいた。
阿久津「待ってるみたいだぜ、お前を。」
そう言って去っていく阿久津の背中に向かって、
壇「選手としてあのコートに立ちたいです！いえ、立つです！！」
なんか感動シーンのようなので、さっさと帰るか。←
――――――――――――
都大会の次の日
都大会では試合してないが、精神面で疲れた九条は授業中爆睡していた。
桃も寝てるから同罪だ…とか思いながら。
教師「九条ー起きろー！！」ｶﾝｯ
『んー……』ﾊﾟｼｯ
教師「え;」
今日において、今のところ全授業爆睡している九条にいい加減キレた教師がチョークを投げたのだが、
九条は寝ていたのにも関わらずあっさりキャッチするのだった。
『やめてくださいよ先生…起こさないで、ほらこれ返しますから…。』ﾎﾟｲｯ
桃「あでっ？！」
相変わらずのコントロールの悪さである。
――――――――
『はぁ〜寝た寝た。』
掃除の時間になり、屋外を気分転換に歩いていると何やらバスケットボールを持っている2年を見かける。
『なんでこんな時間にボールなんか持ってんだよ？』
気になってそちらの方向へ歩いていくと、越前に出くわす。
『越前…？アンタまでなにやってんの？』
越前「あ、A先輩どうもッス……いや、ゴミ散らかされたんで」
堀尾「九条先輩…！ちーッス！」←憧れの眼差し
『やほやほ』
やっとゴミを一箇所に集め終わったと思ったら、２年のバスケ部員のボールによってゴミが散らかされてしまったらしい。
『……で、そのほうきとテニスボール…あぁなるほど。』←
越前「そういうことッス」
1年「「「エッ」」」
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黒薔薇(プロフ) - Rena．さん» わあ！ほんとですね！訂正ありがとうございます。 (2021年1月28日 0時) (
レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
Rena．(プロフ) - いつも更新お疲れ様です。ストーリーやキャラ設定が面白く、楽しく読ませていただいてます。所で試合終了の審判のコールですが、｢ヴァンバイ｣ではなく｢ウォンバイ｣だと思います。｢ウォン｣というのは英語で勝ったという意味なので恐らく。更新頑張って下さい。 (2021年1月27日 23時) (レス) id: 1c1efba1d7 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - ちぃさん» 大丈夫ですよ。またいつか更新するので読んでくれると嬉しいです。´`* (2021年1月23日 16時) (レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - そうだったんですね。せかしてしまいすいませでした．．． (2021年1月23日 16時) (レス) id: 479f4193d5 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - ちぃさん» 読んでくださってありがとうございます。漫画が今友人に貸していて手元にないので返ってきたらまた更新致します。 (2021年1月23日 15時) (レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒薔薇 | 作成日時：2021年1月20日 16時
