第53話 ダンクスマッシュ ページ4
ﾄﾞﾝｯ！！
海堂のブーメランスネイク(ポール回し)を見て熱くなる桃。
その桃の放ったダンクスマッシュはコートを囲む柵へと跳ね上がり、激突してもなお回り続けるという脅威の威力を見せつけた。
桃「………。」
だけど桃は油断大敵というように決めても笑顔ひとつ見せず、真剣な表情のままだった。
必ず勝つという意思が隣で大声上げてるゴールデンペアを見て一層強まったんだろう。
その後も海堂がブーメランスネイクを決め、青学側が勢いを増していく。
木更津「センターにボールを集めればポール回しは出せないはず…。」
桃・海堂「「！」」
相手がブーメランスネイクの死角を見つけた。
しかし、そう言っておきながら相手は海堂の得意なコーナーへ打ってきたので一同は困惑ぎみに。
海堂はまたもブーメランスネイクで応戦したが３度目の正直で木更津はその打球を捉える。
『誘われたか…。』
一応それは青学のチャンスボールになるが、スライス回転のロブになっていて滞空時間が長く風にも流されやすい。つまりダンクスマッシュは至難の業。
わかっていて打ったとしたら相手はかなりの実力者。
『だけど桃って、至難の業だろうがなんだろうが思っている通りに素直になるほど簡単じゃないのよねー。』
九条の言葉通り、
桃城は脅威のジャンプ力とボディバランスでロブを捉え、見事ダンクスマッシュを放つ。
軌道がさっきと同じのため柳沢が立ちはだかる。
が地面につく直前で軌道が若干変化し、足元でバウンドしたボールが…
柳沢の左頬に思いっきり、ゴッ！！！と当たって、吹っ飛んでしまった。
ｼｰﾝ…＿＿＿＿
『えっ大丈夫…;？』
手塚「………。」
これには私も、部長までも目を見開き口も少し開いているので、かなり予想外の事態である。
え、大丈夫？あれって当たっても大丈夫なやつだっけ？？(混乱)
桃や審判、竜崎先生がすぐにかけよるも案の定、柳沢の頭の上には星が回っているため相当のダメージだったようだ。
『いやうん、だってあれ波動球並だもん…。』
菊丸「そりゃああなるにゃ…;。」
橘「大丈夫かあいつ…。」
結局、試合は続行不可能となって青学の勝利となる。
ある意味、シナリオ壊したみたいだな。
しゃーない、普段は青学しか手当しないのだけど結構な打球を受けたから腫れ上がる前に処置しないと。
『おい、そこの…えっと、聖ルドルフの………誰だっけ？』←
R「「「おい」」」
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黒薔薇(プロフ) - Rena．さん» わあ！ほんとですね！訂正ありがとうございます。 (2021年1月28日 0時) (
レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
Rena．(プロフ) - いつも更新お疲れ様です。ストーリーやキャラ設定が面白く、楽しく読ませていただいてます。所で試合終了の審判のコールですが、｢ヴァンバイ｣ではなく｢ウォンバイ｣だと思います。｢ウォン｣というのは英語で勝ったという意味なので恐らく。更新頑張って下さい。 (2021年1月27日 23時) (レス) id: 1c1efba1d7 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - ちぃさん» 大丈夫ですよ。またいつか更新するので読んでくれると嬉しいです。´`* (2021年1月23日 16時) (レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - そうだったんですね。せかしてしまいすいませでした．．． (2021年1月23日 16時) (レス) id: 479f4193d5 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - ちぃさん» 読んでくださってありがとうございます。漫画が今友人に貸していて手元にないので返ってきたらまた更新致します。 (2021年1月23日 15時) (レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒薔薇 | 作成日時：2021年1月20日 16時
