第71話 ラッキー千石 ページ22
次はシングルス３
山吹中からは千石、青学からは桃城がでる。
しかしどうも千石さんは越前と戦いたかったらしく、少し残念そう。
桃「悪いッスね。」
千石「ごめんごめん。桃城くんだっけ、ダンクスマッシュ凄いじゃん。」
桃「………(ﾌﾝｯ」
千石さんは人が良いのか、桃に謝りつつ褒めてみるも全くフォローにならず。
だけど、桃はジュニア選抜の人と戦うのが楽しみらしい。ワクワクしたような表情だ。
試合の前にまずサーブ権を決める。
サーブ権はラケットが表を向いたか、裏を向くかによって決められる。
桃「Smooth(表)」
千石「サーブは貰うよ。Rough(裏)」
どうやら千石さんは強運の持ち主らしく、
表を向いたかと思ったらグリップの先端がネットに引っかかって裏になってしまい、サーブ権は向こうに渡った。
ラッキー千石とよく言われるらしい。
たしかに当たってるよ。
トスを外したことがないんだと。
千石「サーブ権譲るよ。」
桃「？」
これには私も？だ。
千石「今日は北東の方角がラッキーだから、そっちのコートでリターンをもらいたいんだよね。」
ってのが理由。へぇ、という言葉しか出ない。
運に頼らなくても元々実力はあるんだろうが、それに強運とくると向こうの中では鬼に金棒なのだろうか。
桃「(後悔させてやる…！)」
千石さんがサーブ権を譲ったことにより、桃のサーブから試合が始まる。
桃は最初から強い打球を打ちまくり、千石さんは防戦一方だ。
この時点でなにか隠してるのは明確だな。
ここで桃は前に出るが、千石さんはパッシングで左側を抜く。
でも桃はいい瞬発力を発揮して球を拾い、チャンスボールを打たせることに成功し、からのダンクスマッシュを放った。
ゲームメイクに垣間見える冷静さは昨日の部長との試合が効いているのだろう。
大石「すごいぞ桃！」
てか地面に跡が残るって相変わらず強力なショットだな。
まともに受けたらきっと腕折れる…(真顔)
大きなロブが上がったので周囲はアウトだと思っているが、桃はスライス回転のロブだとバッチリ見抜き即座に対応。
桃「(やっぱり油断できねーな、できねーぜ……！？)」
そしたら、なんと今度は千石さんがダンクスマッシュを放った。
『……わぁー(棒)』←
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黒薔薇(プロフ) - Rena．さん» わあ！ほんとですね！訂正ありがとうございます。 (2021年1月28日 0時) (
レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
Rena．(プロフ) - いつも更新お疲れ様です。ストーリーやキャラ設定が面白く、楽しく読ませていただいてます。所で試合終了の審判のコールですが、｢ヴァンバイ｣ではなく｢ウォンバイ｣だと思います。｢ウォン｣というのは英語で勝ったという意味なので恐らく。更新頑張って下さい。 (2021年1月27日 23時) (レス) id: 1c1efba1d7 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - ちぃさん» 大丈夫ですよ。またいつか更新するので読んでくれると嬉しいです。´`* (2021年1月23日 16時) (レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - そうだったんですね。せかしてしまいすいませでした．．． (2021年1月23日 16時) (レス) id: 479f4193d5 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - ちぃさん» 読んでくださってありがとうございます。漫画が今友人に貸していて手元にないので返ってきたらまた更新致します。 (2021年1月23日 15時) (レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒薔薇 | 作成日時：2021年1月20日 16時
