第70話 くまの大五郎 ページ21
あっという間に１ゲームを取られてしまった青学。
千石「いよっいいぞジミーズ！」
『ふっ…w』
どうやら彼らはその呼び名が好きではない模様。
越前と桃も口がにやけて恐るべしジミーズと言っている。ネタが増えたとでも思ってるのだろう。
ただ呼び名はイマイチだが、彼らはれっきとした実力者。ゲームカウントは４−２とリードされる一方。
と、ここで菊丸先輩が変なことを言い出す。
菊丸「大石ー！くまの大五郎が寝転んだのはー？」
観客「「「？？？」」」
これには観客も頭の上に？をうかべる。
それもそのはず。
これは彼らなりの合図の出し方。
くまの大五郎は菊丸先輩の家にある巨大なぬいぐるみのことで、よく倒れる特徴があり、その方向は左なんだそう。
つまり、左に打てということ。
合図を受け取った大石先輩は左にショートクロスを打ち出す。
それにより相手後衛を走らせてかろうじて打ち返してきたところを菊丸先輩がポーチするという作戦をとる。
相手はギリギリの体制だったとしてもまっすぐ打つことができる技術の持ち主だったが、菊丸先輩のアクロバティックプレーには効かない。
すかさず体を後ろに倒し、さらに真っ直ぐ打ち返した。
南「！？」
伴田「！」
これには相手の顧問も驚いているようで、ちょっとだけ自慢したくなる衝動を抑える。←
その後も勢いが着いた菊丸先輩は留まる所を知らず、得意のアクロバティックでどんどん攻める。
そして、
審判「ゲームセットウォンバイ青学！７−５！」
少々てこずったような気もしたが、やはりゴールデンペアの方が1枚上手だった。
『お疲れ様でした。とてもいいプレーでした。』
帰ってきた2人にタオルとスポドリを手渡す。
菊丸「ありがとー！」
大石「ありがとう。まさかくまの大五郎で合図を出してくるとは(笑)」
『あれは分かりませんでしたね〜。面白い合図です。』
菊丸「九条にも今度見せてやるよー！大五郎は絶対左に倒れるんだよ！」
『バランス悪いくまさんですね。』←
―――――――――
山吹のシングルス３は有名人らしい千石清純。
私はそういう情報に疎いので知らんのだが。
対するは桃。
乾「千石はジュニア選抜メンバーだ。」
『へぇ。』
乾「予想通りすぎる返事だな。」
だって、ジュニア選抜ってなんだろうの方が気になって気になって。
ね？←つまりほぼ聞いてない
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黒薔薇(プロフ) - Rena．さん» わあ！ほんとですね！訂正ありがとうございます。 (2021年1月28日 0時) (
レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
Rena．(プロフ) - いつも更新お疲れ様です。ストーリーやキャラ設定が面白く、楽しく読ませていただいてます。所で試合終了の審判のコールですが、｢ヴァンバイ｣ではなく｢ウォンバイ｣だと思います。｢ウォン｣というのは英語で勝ったという意味なので恐らく。更新頑張って下さい。 (2021年1月27日 23時) (レス) id: 1c1efba1d7 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - ちぃさん» 大丈夫ですよ。またいつか更新するので読んでくれると嬉しいです。´`* (2021年1月23日 16時) (レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - そうだったんですね。せかしてしまいすいませでした．．． (2021年1月23日 16時) (レス) id: 479f4193d5 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - ちぃさん» 読んでくださってありがとうございます。漫画が今友人に貸していて手元にないので返ってきたらまた更新致します。 (2021年1月23日 15時) (レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒薔薇 | 作成日時：2021年1月20日 16時
