第63話 乾のペナル茶 ページ14
『ほらほらがんばれー。』
都大会の後半戦の前日。
青学はよりいっそうきつめの練習をしていた。
ランニングをしているのだが、1周を1分以内に走らなければ乾先輩のペナル
最初はいいかもしれないが、ずっと1周1分以内は中々辛いものがある。
30周過ぎると、走っているのは足にアンクルをつけたレギュラーだけとなった。
『いや、……マジで何入ってんだろあのペナル茶…。』
乾先輩が持っているドロっとした赤い液体(ペナル茶)はこの前の乾特製ジュースよりもさらにパワーアップしてそうだ。
『ラスト1周ー！』
乾「ビリだったやつはこのペナル茶をジョッキで…ふふふふふふあはははは。」
R 「「「！！！！」」」(必死)
『(怖っ……。)』
越前は河村先輩にラケットを渡して、「バーニング！！！」強引にトップを走る桃と海堂の間を割る作戦をとったり、
菊丸先輩は河村先輩を飛び越えたり、
大石先輩は河村先輩の後ろについて風の抵抗を押さえたりとみんないろいろ考えて走ってる(笑)
『1番普通なのは大石先輩ぐらいだな。菊丸先輩に至っては体力の底なしさを感じる。』
不二「うーん、みんな張り切ってるなぁ。あれおいしいのにどう？手塚。是非。」
手塚「けっこう！！」
……部長でもあれは嫌らしい。
不二先輩は味覚どうなってんスかね。１回入れ替わってみたいわ。
『おー。まさか全員同時着とは。』
R 「「「ゼェゼェ……」」」
乾「(残念。)」
ジョッキ片手に乾先輩は残念そうだった。
誰も飲みたくねえよ。不二先輩を除いて。
だってもう……ほら、見た目からヤバそうでしょ。うん。
『次いきまーす。題して紅白戦〜。初めに対戦するのは不二先輩と越前ー。コートれっつごー。』
この前の聖ルドルフとの試合は、特にゴールデンペアは体力さえ残っていれば勝てたのだ。
つまり、これは体力戦に持ち込もうという訳です。
『はい、がんばれー。』
不二先輩は以前、越前と試合してみたいと言っていたし、ちょうどいい機会なんじゃないだろうか。
越前も真剣に行かないと不二先輩から勝ちは奪い取れないぞ。
『そういえばドライブＢの攻略はできたんかね。不二先輩。』
私的にはトリプルカウンター使えば行けそうだけど。
特に羆落としとかさ。
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黒薔薇(プロフ) - Rena．さん» わあ！ほんとですね！訂正ありがとうございます。 (2021年1月28日 0時) (
レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
Rena．(プロフ) - いつも更新お疲れ様です。ストーリーやキャラ設定が面白く、楽しく読ませていただいてます。所で試合終了の審判のコールですが、｢ヴァンバイ｣ではなく｢ウォンバイ｣だと思います。｢ウォン｣というのは英語で勝ったという意味なので恐らく。更新頑張って下さい。 (2021年1月27日 23時) (レス) id: 1c1efba1d7 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - ちぃさん» 大丈夫ですよ。またいつか更新するので読んでくれると嬉しいです。´`* (2021年1月23日 16時) (レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - そうだったんですね。せかしてしまいすいませでした．．． (2021年1月23日 16時) (レス) id: 479f4193d5 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - ちぃさん» 読んでくださってありがとうございます。漫画が今友人に貸していて手元にないので返ってきたらまた更新致します。 (2021年1月23日 15時) (レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒薔薇 | 作成日時：2021年1月20日 16時
