第51話 コートの内と外 ページ2
気持ちを切り替えて精一杯コートの外から応援している菊丸先輩。
菊丸「青学ファイオー！！」(叫)
『菊丸先輩、そんなに叫ぶと喉枯れますよ。』
菊丸「エッ大石と話せないのは困る…。」
『話せないとは言ってませんけど。』
青学の常勝組であるゴールデンペアが敗れたことで、状況はかなり悪くなっているように感じる。
神尾「ダメだこりゃ…。」
観月「審判。」
『？何してんだアイツ？』
観月サンがコートの掃除をかってでていた。
二人の激しいプレーでラインが見えにくくなってるので審判が困るでしょうと。
別にそれぐらいはなんとも思わんが、乾先輩にコソコソ話してるのが気になる。
観月「選手にアドバイスできるのは、コートの上のベンチコーチのみなんて…。」
乾「ベンチコーチは登録されてる選手、または監督の先生１名、その他に限られてるからね。」
観月「せめてレギュラー落ちしていなければ、ボクとコート上で競えたのに。ふふっ。」
乾「何をアドバイス？別にないが、。」
コートの内と外で静かなる戦いが繰り広げられたのだった。
その後、試合再開。
越前「そういえば、九条先輩はなんでベンチコーチなんスか？」
乾「九条はテニス界に名を馳せた者としてテニス連盟登録されているようだからな。」
越前「……凄いんスか。」←
乾「まぁ。」←
相変わらず苦手コースをつかれて手こずる青学。
なんとか食らいつく。
観月「やはり桃城クンのダンクスマッシュを封じてるのはでかいですね。」
ロブを打つ状況は海堂のスネイクのみだが、それもコーチのもとできっちり対策済みだという。
これぞ忌々しいの極み。
しかし、ここで桃が強烈で端を狙う強力なショットをお見舞いする。
観月「え？」
『おー。』
菊丸「いけいけー！！」
桃「暴れたりねーな、暴れたりねーよ。」
そして海堂にまだあれを出さないつもりか？と聞いていた。
海堂は闇雲に打てばいいってもんじゃねえだろタコ、と言い返すが
柳沢「そうだね、打つだーね。」
海堂「キサマもうるせぇんだよアヒル！！」
そして海堂は部長や乾の方を向き、何かを察知したのか私の方を見た。
『いけ海堂』(口パク)
海堂「！ﾁｯどいつもこいつも…」
とボヤきながら、ゆら〜んとしだす。
乾「やっと腹を括ったようだな、海堂。」
残念ながらうちの連中は試合中にアドバイスを素直に聞くようなタマじゃないんでね。
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黒薔薇(プロフ) - Rena．さん» わあ！ほんとですね！訂正ありがとうございます。 (2021年1月28日 0時) (
レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
Rena．(プロフ) - いつも更新お疲れ様です。ストーリーやキャラ設定が面白く、楽しく読ませていただいてます。所で試合終了の審判のコールですが、｢ヴァンバイ｣ではなく｢ウォンバイ｣だと思います。｢ウォン｣というのは英語で勝ったという意味なので恐らく。更新頑張って下さい。 (2021年1月27日 23時) (レス) id: 1c1efba1d7 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - ちぃさん» 大丈夫ですよ。またいつか更新するので読んでくれると嬉しいです。´`* (2021年1月23日 16時) (レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - そうだったんですね。せかしてしまいすいませでした．．． (2021年1月23日 16時) (レス) id: 479f4193d5 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - ちぃさん» 読んでくださってありがとうございます。漫画が今友人に貸していて手元にないので返ってきたらまた更新致します。 (2021年1月23日 15時) (レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒薔薇 | 作成日時：2021年1月20日 16時
