第50話 タイブレーク ページ1
『流石ゴールデンペア。』
観月「くっ……まだだ。」
大石先輩がドロップショットを放ち、見事点を奪ったところでゲームカウントは６−６となり、タイブレークへと持ち込まれる。
しかし観月の予想は７−６
青学「「追いついた！！」」
タイブレークは１２ポイントのうち７ポイント先に取ったほうが勝ちで、もし６−６になったら２ポイント差がつくまでずっと続くというルール。
青学ゴールデンペアは、
オーストラリアンフォーメーションとなってポイントを先取。
そしてその後も息を吹き返した菊丸先輩が次々とアクロバティックなショットを決め、一気に３ポイントを連取する。
『やっぱりもう体力が…。』
菊丸先輩の体力はもう０に近かった。
タイブレーク初めの怒涛の連取は風前の灯火だった。
乾「本当ならタイブレークになる前に試合を終わらせるべきだった。」
審判「ゲームセットウォンバイ！７−６！！聖ルドルフ！！！」
大石先輩は菊丸先輩の腕を肩に回しながら、桃と海堂に後は頼んだぞと託した。
――――――――
大石先輩に飲み物をとタオルを頼み、菊丸先輩をD2のコート前のベンチに座らせる。
『菊丸先輩、…大丈夫ですか？』
菊丸「負けちゃった…残念無念…また、来週…。」
それでも笑いながら菊丸先輩は言う。
『菊丸先輩、無理しなくてもいいですよ。』
菊丸「……大石に迷惑かけちゃったかな…」ｷﾞｭｰ
そう言うと、目をうるうるさせながら抱きついてくる。
菊丸先輩、猫みたいだな。今更か。
皆さん知ってます？猫ちゃんは気まぐれって言いますけど、甘えてくる時もあるんですよ。(誰)
『大石先輩のことは菊丸先輩がよく知っているはずです。ゴールデンペアは素晴らしい試合をしました。桃と海堂が頑張ってくれてます。あとは皆に任せましょう。』
菊丸「うん…！っ桃ー！海堂ー！がんばれー！！」
うん、切り替えが早い。
てか先輩いつまで抱きついてるんですか、私より背が高くて前が見えないんですけど。
大石「英二…。」
菊丸「わー！大石もほら！早く応援するぞ！！」
大石「お、おう…(笑)」
菊丸先輩の顔はめっちゃ輝いてます。
桃・海堂「シナリオなんかぶっ壊してやるよ！！！」
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黒薔薇(プロフ) - Rena．さん» わあ！ほんとですね！訂正ありがとうございます。 (2021年1月28日 0時) (
レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
Rena．(プロフ) - いつも更新お疲れ様です。ストーリーやキャラ設定が面白く、楽しく読ませていただいてます。所で試合終了の審判のコールですが、｢ヴァンバイ｣ではなく｢ウォンバイ｣だと思います。｢ウォン｣というのは英語で勝ったという意味なので恐らく。更新頑張って下さい。 (2021年1月27日 23時) (レス) id: 1c1efba1d7 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - ちぃさん» 大丈夫ですよ。またいつか更新するので読んでくれると嬉しいです。´`* (2021年1月23日 16時) (レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - そうだったんですね。せかしてしまいすいませでした．．． (2021年1月23日 16時) (レス) id: 479f4193d5 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - ちぃさん» 読んでくださってありがとうございます。漫画が今友人に貸していて手元にないので返ってきたらまた更新致します。 (2021年1月23日 15時) (レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒薔薇 | 作成日時：2021年1月20日 16時
