☆38高尾和成 ページ1
«Aさんは1年、付き合ってます»
{ただいまから、生徒会役員選挙及び立会演説会を開式します}
アナウンスが流れ、緊張が走る。
高「ははっ、緊張しすぎだってwwwだーいじょうぶ!Aちゃんは可愛いから」
「関係ないし!」
高「俺のとっておきのスピーチでAちゃんは晴れて副会長様って訳だ」
「不安…」
高「ひでぇwwww」
「でもま、やるだけやった!」
というか、別に立候補した訳でもない。
面白そうだから、という理由だけでクラスメイトに推薦されたんだし。
でも、出るからには当選したい。
負けたくない!だって…相手が嫌いな奴だから。
高尾のことバカにしたんだよ!?
それどころかバスケ部のことまで!!!
ぜーーーったい!負けない!!負けてたまるかっての!
{それでは、宮良Aさん、推薦者の高尾和成さん、お願いします}
貴/高「「はい」」
ステージに上がり、一呼吸する。
「こんにちは。副会長に立候補した、宮良Aです。私は、……」
私のスピーチは、練習通りにできた。
…高尾は、、大丈夫だよね。
高「俺は1年の高尾和成!副会長に立候補した俺の彼女様に投票よろしくな!!」
「ちょ、!?///」
高「Aちゃんは、可愛いし優しいし気も利くし、俺の自慢の彼女様でっす!好きって言うとすぐ顔真っ赤にするし、照れて好きってあんまり言ってくんねーけどなwwww」
「た、高尾…///」
高「じゃ、皆、俺の彼女様、Aちゃんに投票よろしくでっす!
…あ、最後に行っとくけど!
Aちゃんに手ぇ出したら、タダじゃおかねぇから。」
グイッ
「ちょ、高尾…っ!?」
手を引かれて、ステージから降りる。
わざとか知らないけど、恋人繋ぎをしたことで、冷やかしの声が上がる。
{ありがとうございました。次に…}
アナウンスを背後に聞きながら、高尾に手を引かれて体育館を出る。
「高尾っ!な、なななんであんな…っ///」
高「え?俺のだって皆に教えようと思って」
「ば、バカ//」
高「ね、こっからサボんねー?」
「いいけど」
高「今のAの顔みてたら我慢出来ない」
「何を!?」
『宮良。お前昨日、あのスピーチのあと、どこいってたんだ?高尾と一緒に((ニヤニヤ』
『…ッ//み、宮地さん、、』
『あー…リア充轢く。高尾ー、ちょっと来い』
『どうしたんすかー?』
『お前ちょっと殴らせろ』
『なんで!?』
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美空 - リクエストいいですか?氷室さんと紫原くんの取り合いがみたいです! (2018年4月30日 16時) (レス) id: 611dba761a (このIDを非表示/違反報告)
フラン(プロフ) - なつみさん» OK! (2018年4月7日 10時) (レス) id: 0b24153201 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - フランさん» じゃ、お互いに敬語なしってことでー! (2018年4月7日 10時) (レス) id: 74f7725ac5 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます!そう言っていただけて良かったです!頑張ります!! (2018年4月7日 10時) (レス) id: 74f7725ac5 (このIDを非表示/違反報告)
フラン(プロフ) - なつみさん» 敬語無しでいいですよ? (2018年4月7日 8時) (レス) id: 0b24153201 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なつみ | 作成日時:2017年12月18日 20時