仲良くなりました ページ3
ある日、私と最近私のクラスに転校してきた夏目君と仲良くなった。
私は一人で家に帰っている途中、何かに追われているらしい、夏目君を見かけた。
というか、妖怪に追われていた。
……見えるんだ。
貴「って、そんな暢気なことを言ってられない!」
助けないと!
私は未だに走り続けている夏目君の元に向かった。
貴「夏目君!」
私が声をかけたことにたいしてなのか、それとも変な行動を見られたことにたいしてなのか、(多分両方だ)夏目君は驚いていた。
貴「こっち来て!」
私は夏目君の腕を握り、近くの神社に向かって走り出す。
決して後ろを振り返ってはいけない。
ただ、前を見て走る。
ようやく神社に着く。
大抵は神社にでも逃げ込んでしまえば大丈夫。
夏「あの……」初めて夏目君が話しかけてくれた。なんだか嬉しい。「手……」
貴「ん? うわっ」
そういえば手を握ったままだった。
恥ずかしい。
夏「翅川さん、だよね?」
貴「私の名前、知ってたの?」
夏「同じクラスだから」
貴「嬉しいっ!」
まさか覚えてもらっていたなんて思わなかった。
一度も話したこと無かったのに!
夏「もしかして翅川さんも」
貴「A」
夏「……はねかわ」
貴「A」
夏「……Aも、『あれ』が見えるのか?」
さすがに二回も言うと諦めてくれた。
ごめんね?
無理矢理言わせて。
貴「うん、見えるよ。小さい頃からずっと」
夏「そっか……」
貴「夏目君」
夏「うん?」
貴「これからもよろしくね」
夏「ああ」
こうして、私達は仲良くなった。
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紗嵐(プロフ) - 126位にランクインしました! 皆様のお陰です! ありがとうございます! (2014年3月13日 16時) (レス) id: f9f03150e8 (このIDを非表示/違反報告)
紗嵐(プロフ) - こばんさん» ありがとー! 嬉しいなっ☆ これからもがんばるねっ♪ (2012年8月31日 23時) (レス) id: 4a0538ac6c (このIDを非表示/違反報告)
紗嵐(プロフ) - 和美さん» 私も夏目ラブです! ありがとうございます!ありがとうございます! (2012年8月31日 23時) (レス) id: 4a0538ac6c (このIDを非表示/違反報告)
紗嵐(プロフ) - 皐月飛亜さん» ありがとうございます! とても嬉しいです! 頑張りますねっ! (2012年8月31日 23時) (レス) id: 4a0538ac6c (このIDを非表示/違反報告)
紗嵐(プロフ) - 狛夜さん» ありがとうございます! 頑張ります! (2012年8月31日 23時) (レス) id: 4a0538ac6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紗嵐 | 作成日時:2011年11月12日 17時