月と太陽 ページ21
みのりは太陽
暗がりにいた私を見つけてくれた。感情という色のない世界を色付けてくれた。
みのりの放つ暖かな光と色で照らしてくれたら、
そして私は月になった。
みのりに照らされた感情という色と光で支えて貰ったことに感謝しながらその光で歌う。
Aは太陽と月のバランスがいいといつからかファンの間ではそう呼ばれだしたとか。
でも突如私の太陽は消えた。光を発さなくなった。
私はその時。当時の私を見ているような感覚して……
どうしたらいいか分からなくなった。
どうやって私は光ってこれた？
ここまで誰が私を支えてくれた？
他の誰でもないみのりじゃないか。
あの時のことを整理する。
あんなに信頼していた英智に何か言われて崩れ落ちるみのりを黙って見ていた。
どうしたの？！
としか声のかけられない私は本当に無力だ。
あの日から登校拒否だとか。
あの子の幼馴染であるはすみん……蓮巳くんは自分にも責任があるとかで会ってないらしい。
そんな2人が許せなくて。同じことをしている私も自分自身が許せなくて。
悩みに悩んだ。
そして月は、いいや私は太陽になることを選択した。
後輩を照らす。綺羅星達を照らす光となることを選んだ。
S1は罪滅ぼしでは無い。私たちは必ずまた……！
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過去のことを(A編)
簡単に書きました。また詳しく過去編として書こうと思います！
こんな手探り状態な作品を見ていただきありがとうございます！
もし良けれはお気に入り登録よろしくお願いします！
(図々しいですね、はい)
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作者名：りんご | 作成日時：2020年4月14日 1時
