68話 ページ39
「うゎ……」
居間の襖を開けると同時にいい匂いが漂う
「お味噌汁はAちゃんが作ってくれたのよ」
にこにこして言う母さん
「いただきまーす」
おそ松兄さんに続いて僕らも食べ始める
みんなやはり一番最初に味噌汁を口に運ぶ
「………うま」
あ…涙出てきた
「そ、そう？よかったぁ…」
若干照れながら笑顔になるA
神々しい……
「Aは料理も得意だし可愛いしホントに一松にはもったいないねぇなー」
「……おそ松兄さんに釣り合うとも思わないけど」
「それは言っちゃだめだろー」
みんなの笑い声が響く
「で、でも…」
Aが下を向きながらかすかに声を出した
「釣り合うとか…釣り合わないとか以前に、
す、好きならそういうの関係ないんじゃない…かな」
ドキッ
「え…っ」
心臓がうるさい
「そうだね!Aの言う通りだよ!」
十四松がへへっと言う
Aはというと、いまだに顔を赤くして下を向いている。
「そういえばさー
お前ら子供何人作るの？」
『ブフォッ』
おそ松兄さんの一言で皆がお茶や何かを吹いた
「げほっ… けほっ なっ、
何きいてんの!？」
「えーだって知りたくない？」
「普通そういうこと聞かないだろ!!!バァカ!死ね!」
「なんだよチョロちゃん厳しいなー…」
「……っ」
そんな話されたら嫌でも頭によぎる花火の時
ふとAを見ると、もう真っ赤な顔を必死に手で隠していた。
父さんは魚落とすし
母さんはクスクス笑ってるし
「………ふ」
何だか僕まで笑いが込み上げてきた
「ふ、ふふっ」
そんな僕の様子を見て兄弟も顔を見合わせて笑い始めた
「そういえばAちゃん今日両親の方来るのよね？」
ピタッ
その一言でみんなの声が止まった
「あ、はい!お昼頃にこっちに着くそうです」
「……え、Aの両親来んの？」
「そうよ。だからAちゃん今日帰っちゃうのよ？」
いや…それよりも
僕が心配してた事は勿論ほかの兄弟もわかっていたらしく、
『挨拶どうすんだ/の…？
一松/兄さん』
冷や汗が頬をつたった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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らんど【黒井智久】(プロフ) - ここあみるくな子さん» ご指摘ありがとうございます(>_>)又、作品を読んでいただきありがとうございます! (2018年1月21日 7時) (
レス) id: 1f96a9720e (このIDを非表示/違反報告)
ここあみるくな子 - あとらんどさん！最初の一松のセリフ、もしくは前置きの題名のどちらかが間違ってますよ！一松のセリフでは「前書き」題名では「前置き」となってます！一松可愛い&人気あるの超わかる(唐突)…チョロちゃん…。 (2018年1月20日 23時) (レス) id: 9a5f33edfe (このIDを非表示/違反報告)
ここあみるくな子 - Hey！ﾎﾟｩ！( °∀°((殴 とてもおもしろいでぇす☆((殴 完結おめでとうございます！ ところで下のコメの方、三男girl増やそうぜ委員会とは聞き捨てなりませんなぁ←チョロ松寄りの年中松girl (2018年1月20日 23時) (レス) id: 9a5f33edfe (このIDを非表示/違反報告)
松野翡翠/三男girl増やそうぜ委員会(プロフ) - らんどさん» いえ、此方こそすみません！、これからも更新頑張ってください!! (2017年10月15日 5時) (携帯から) (レス) id: 9a65b8c3df (このIDを非表示/違反報告)
らんど - 松野翡翠/三男girl増やそうぜ委員会さん» 誤字が多くて大変申し訳ありませんm(_ _)m 指摘ありがとうございます (2017年10月14日 15時) (レス) id: 7ea8f0dfe0 (このIDを非表示/違反報告)
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