検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:12,259 hit

ページ3

此処は、六つ子がニート生活をする松野家。そのある朝8時半の出来事。


宇佐見Aは一人暮らしをしているが両親からの大量のご飯やら肉やらを消費しきれずによくこの家に持ち込んで来ている



『おはよーございまーす。朝ごはん作りに来まし……((ry』

「おはよA!!!」ギュゥゥゥゥ



そして彼女が来る度の恒例行事は松野おそ松によるハグ。とんでもない馬鹿力で。


『痛い痛い痛い痛い痛い痛い。離しておそ松!朝ごはん作りに来ただけだから!』


「次男より早く、Aに触れるのが旦那の役目だから。」


『嫁になったつもりございません。つかニートしてる暇あるなら仕事探せ』


お邪魔しまーすと玄関で靴を脱ぎ、慣れた手つきで台所で準備を始めるA。



『おそ松ー、弟5人起こしてきてー』

「えーめんどいんだけ((ry」
『……起こしに行ってくれたら、デートくらい良いかも……』


「起きろ弟達よ!!Aが来たぞ!!」




見て分かるとおり、松野おそ松は宇佐見Aが大好きだ。すごく変態チックだが。


そしてこの家にはもう1人、彼女を好いている人物がいる。


「おはよー、おそ松兄さん。あ!Aちゃんやっほー!」

『おはおはトッティー。みんなおはよーね。ご飯作ってるから座って座ってー』



そう急かして座らせ、台所へ再び視線を戻すと、1つ視線を感じた。まァ彼女の場合誰なのか察せる。


『どしたのカラ松。おはよー』


「……なァ、なんでおそ松だけ起こして俺は無視なんだ?honey」ギュッ


後ろ向いたまま抱き締められた。彼は松野カラ松。おそ松と同様彼女が大好きな人物である。


『悪かったって。』


「許さない。兄貴より俺の方がいいに決まってるのに……」

『ハイハイ、とりあえず座って?』



最初に、彼等と主人公の関係について言っておこう。彼等はAと恋人関係では無い。幼馴染である。



今までもこれからもその関係が続くのだとAはそう思っていた。


長兄の重すぎる愛に気付くまでは。

2→←Prolog



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
54人がお気に入り
設定タグ:おそ松さん , おそ松 , カラ松
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

餅松(プロフ) - ああああ映画の前売り券んんんん売り切れエエエエエエエエエエエエ (2018年10月24日 19時) (レス) id: da1a8490cf (このIDを非表示/違反報告)
声優LOVE - 続き気になります!更新頑張って下さい!フェス松行ったんですか!羨ましいです〜 (2018年8月31日 10時) (レス) id: 9abf804052 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続き気になるー続きみたい早く (2018年7月30日 17時) (レス) id: 193caf1039 (このIDを非表示/違反報告)
夢沢夏美(プロフ) - サクラさん» ありがとうございますぅぅぅぅ!!! (2018年7月14日 18時) (レス) id: 3b66c3af26 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 更新楽しみに待ってます! (2018年7月14日 18時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夢沢夏美 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/nagisa20012/  
作成日時:2018年7月9日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。