異能少女、学校通うってよ2【文スト】【歌い手】

58話 ページ12

Aside



A 「………あの、離してください」



相川・坂田 「「嫌！／駄目や！」」



私は今相川君と坂田君に腕をガッチリ絡められている。



何故こうなったかは20分程前、相川君に皆と一緒に寄り道をするから私もどうかと聞かれ、断ったのだが相川君と坂田君に「ホ一ルド！！」と言いながら腕を絡められ、連れてかれたのだ。



A 「あの、逃げないんで離してください」



相川 「う〜ん…なら良いよ」



はぁ…やっと離してくれた。



浦田 「……別に無理に連れてこなくてもいいんじゃないか」



ええ、そうですよ。浦田さんの言うとうりです。今だけなら浦田さんの言葉同意します。←



坂田 「ええ〜？でも僕Aちゃんと行きたかったし」



相川 「そうですよ！Aちゃん1人だけ連れてかないなんて失礼です！」



……正論だな。でも私そう言うの気にしないから別に良いんけどな。



そんな事を考えていたら前の方からザワザワと騒がしい声が聞こえてきた。



一ノ瀬 「？如何したんだろう…」



皆で近くに寄ってみるとこんな声が聞こえた。



通り人 「ねぇ、彼処の川に男の子が溺れてない？」



通り人 「本当だ！早く警察呼んだ方が良いよね？」



男の子が……溺れてる…？



月崎 「ホンマや、男の子溺れとるやん！ヤバない！？」



敦 「早く助けないと…」



A 「敦！私の鞄預かっていてくれ！！」



私は敦に無理矢理鞄を押し付け…



一ノ瀬 「！！おい、A！！」



男の子を助ける為に橋から飛び降りた。

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