閑話４３ ページ11
「では、また明日。場所は…図書館にしましょうか。」
「はい！よろしくお願いします！」
ユウさんは手を振りながら走り去っていきました。
「おや、Aさんじゃないですか。」
入れ替わりのようなタイミングで声をかけてきたのはジェイドさんでした。
「ジェイドさん…こんにちわ。」
「こんにちわ。体は大丈夫なんです？」
「えぇ、やっと全快です。ご心配をおかけしました。」
「良かったですね。」
にこりと笑うジェイドさん。
普段の胡散臭さはないので本物なのでしょう。
…と、そんなことを考えてしまうあたり、私も悪い人になりました……
「ジェイドさんは今お一人なんです？」
「えぇ、これから部活へ行こうと思いまして。」
「テスト前なのに活動ですか？熱心ですねぇ…」
「なに、『山を愛する会』は私しか所属していない部活動ですので、
活動内容や時間は私次第ですから。いつもより軽めのコースにして帰ろうと思います。」
「あ、なるほど。」
１人しかいない部活動って寂しそうな気もしましたが、自由に動けるというのは良いのかもしれませんね…
「では、僕はこれで。」
「あ、ジェイドさん！」
浮足立ちながら裏山へ向かおうとするジェイドさんを呼び止めると、
ゆっくりと振り向き、またいつもの笑顔に。
「なんでしょう？」
「あの…テストが終わった後でいいのですが、アズールさんとお会いするアポイントを
とっていただけませんか？」
「……ほう？」
「ちょっと、相談がありまして。」
「悩み事ですか？なら、今すぐにでも…」
「いえ、急ぎではないですし、私もテストが落ち着いてから動きたいので…」
「…そうですか。わかりました。アズールに伝えておきます。」
「ありがとうございます。」
貼りついた笑顔の裏で、どこまで踏み込むべきか探っているような気がします…ジェイドさん。
「引き留めてごめんなさい。山で、新しい発見があるといいですね。」
「えぇ、では。」
今度こそジェイドさんは裏山へ向かって歩いていきました。
「……」
さて、帰りましょうか。
あまり遅くなると
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雲紋 狂歌(プロフ) - 白樺葵さん» 言い方が親目線(笑)pcはですね。うちのかあいいかあいい白柴に…(^^ゞ まあ、親のスマホとvitaちゃんさえあればツイステも、更新も出来るんで。悲しくなんてっ！ないんですけどっっっっっ!!! (2021年8月26日 20時) (
レス) id: ba521741cf (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - 雲紋 狂歌さん» おぉ！反応早い！(笑)嬉しいです〜♪夢主くんね、いろんな感情にあてられてしんどくなったのかもですね…(汗) アズールとのビジネストークがですか！？カッコイイってよ〜夢主く〜ん (2021年8月26日 17時) (レス) id: 23d4604142 (このIDを非表示/違反報告)
雲紋 狂歌(プロフ) - そして！更新ありがとうございます！ミュートロギアくんどした?!今後が気になりすぎる!!私的にアズールとの会話がなんかカッコよかった(?)です！ (2021年8月26日 13時) (レス) id: ba521741cf (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - 雲紋 狂歌さん» おぉ！ログインおめでとうございます！！しかしなぜパソコンが使えないように…！？ そうそう、昔っからそうで…夢小説という存在を知らなかったころから、映画や漫画を見ると「ここに自分を挿入したらどんな展開になるかな？」と想像するのが好きだったんですよ。 (2021年8月26日 13時) (レス) id: 23d4604142 (このIDを非表示/違反報告)
雲紋 狂歌(プロフ) - 映画の様に…???流石です。_(._.)_ あと！念願のログイン達成！お気に入り登録しておきました!!ひゃっほう！…pc使えなくなりましたが… (2021年8月26日 13時) (レス) id: ba521741cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白樺葵 | 作成日時：2021年7月29日 17時
