【黒バス】キセキな放課後。【人狼】

ある日の放課後。ご ページ5

「では、投票に移ります。黄瀬君からどうぞ。」

少し緊迫した空気が僕たちの間で流れる。この投票で勝敗が決まりますからね。


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「投票結果を発表します。今日処刑されるのは…シャララ☆デルモさんです。従って、ゲームを終了します。勝者は…人狼チーム、おかしの妖精(縮め)さんとおしるこメガネさんです。」


「いえーい。ほら、ミドチンもいえーい。」

「誰がやるかっ！」

「あーっ！！悔しいっス！！」

「うっせーよ、黄瀬。」

「嘘だろう…。誰がなんだったんだ？」

本当に誰がなんだったんでしょう…。


「えーっと…俺が村人だったっス。」

「「えっ」」

僕と赤司君が同時に反応する。

「…黄瀬、どうして村人なのに騙ったんだ…？」

「それをされると…すごくややこしくなるんで一部では禁止されてたりするくらいアウトなんですよ…」

「ええっ！？マジっスか！？スンマセン！！」


「俺は占い師だったぜ。」

「え…でも占い外れてましたよね…？」

「…あーごめん、緑間と紫原言い間違えてたわ。」

「「はああ！？」」


「あー、峰ちんがバカでよかったー。」

「本当にそうなのだよ。ちなみに俺は狂人なのだよ。」

ということは、赤司君は村人だったということですね…


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「あの…一つ言わせてもらっていいですか…




勝てるわけないでしょう、こんなの！！」


夕日で紅く染まる教室に僕の声、それに続いて皆の笑い声がこだました。

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