衣更真緒は、思ったよりもどす黒い【衣更真緒】

衣更真緒の裏 Part12 ページ17

貴方視点



朝7:20



『あの……？真緒さん？』



真緒「あぁぁ！もう、こっち見んな！馬鹿！(かぁあっ」



ほんと、いったい何が起きているんだ？






ほんの数分前









チュッ…





何かが唇に触れた感覚がして。
とても温かいもので、いい匂いがして。


『ん、……？』


正体を掴むべく、目を開けた時には





真緒「あ……」




どアップされた真緒くんが硬直していて、次の途端、彼は真っ赤に染まってしまった。
ベッドに寝る私の上から瞬速の速さで退いた。


つまりは、馬乗りをしていた訳です。



でも唇の奴は分からん









＿＿そんなわけないじゃん！？←



こんなラブコメも、私は勘づくよ！？
純粋とかそんなの無いんでね！←


『ねぇ、真緒くん。寝込みの幼馴染をキスで起こしたのかなぁ？』


多分あってる。
どうせこいつの事だから←


真緒「ご、ごめん！可愛くて…つい…」



まさか起きるとも思わなくて！っと、真っ赤になりながらも彼は、私に必死に伝えてくる。


うわ、これ私弱み握れるんじゃね？←




『へぇぇぇ？それで、こんなに真っ赤真緒くんがいると？』



真緒「ち、違うから！」



うっひょぉぉぉぉおおお！かんわいい！←




朝から可愛い真緒くん見れたんだよ！？
なんて名付ける！？可愛い衣更モード！？←


『真緒くんかんわいいね！』


真緒「なっ………！？」



『顔真っ赤にしちゃってさ！もうこっちがきゅんきゅんするわ！』



途端に、さらに顔を赤くしてわなわなと震える彼。


あ、私は知っている。





彼が本気で怒った時の、象徴。







ドサッ




『え』




真緒「この……勝ったと思ったら大間違いだからな…？




覚悟しろ」




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
次、めっちゃあまあま来ます←

っというか、この作品が
20,000hit突破しました！

そして、お気に入りが300人突破！！
評価が80！本当にありがたい限りです！(´＞ω＜｀)

衣更真緒の裏 Part13→←番外編【バレンタインの衣更真緒】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す