3-AがGを倒す（ビビる）だけ【短編集】 (ページ2)

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【G駆除隊】Part1 ページ2

No,視点

「ちょっとぉ！どうなってんのぉ！？」と苛立ち反面の声が、3年廊下に響きわたる。
難しい顔をして、考え込む3-Aの面々。

しかし、朝から超ご機嫌ワカメだった瀬名泉は雰囲気をぶち壊されて、苛立ちを感じているらしい。

英智「僕は、もっと近くでGという物をみたいね…。僕の家にはアリ1匹さえいないから、レアなんだよ(ニコ」

金髪の綺麗な髪をさらりと揺らして、英智は微笑む。この状況下の中、彼は何を言っているのだろうか…。

薫「いや、どうなってんの！？すんごく怖いねそれ！？」

敬人「確か、強盗等に狙われないために電気ショックをやっているんだったな」

宗「ノン！そんなことはどうでもいいのだよ！早くあの汚物をどうにかしなければならないのだよ！」

話がズレたそれに、宗がぽんっとまとめる。
しかし、彼はただ「マドモアゼルを早く自らの席で愛でたい」と思ってるだけである。

考える素振りを見せた泉が、ある方向へと指を差す。そこには、今まで黙って聞いていた斑が……。

泉「ならここは、ママいけるでしょお？」

斑「え」

薫「そうだよ！みんなのママなんでしょ？ここは、スパーんっとやってよ！！」

英智「期待しているんだよ？」

斑「……みんなのママは、そんなこと出来ないんだぞお☆」

んなもん知らねぇんだぞお☆

泉「はい、ダメ。次、流星レッド」

華麗なほどの手のひら返しを繰り出した泉は、次は流星隊隊長、正義のヒーロー「流星レッド」通称(守沢千秋)を睨みつけた。

千秋は、面白いほどまでにぴくりと肩を震わせる。それがヒーローの門構えか

泉「あんた、正義のヒーローなんでしょ？ここは正義の味方としてヒーローとして、G殺っちゃって」←

マドモアゼル「そこのワカメの机汚してもいいから、早くしてちょうだい！」

泉「そいつのピンクの髪、もぎってやろうか」

マドモアゼル「私にピンクの髪なんて……」

宗「…って、僕のことじゃないか！？」←