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お宅訪問(する) ページ25




帰りの事も考えて はるちには自宅まで送ってもらい、自分のバイクで佐野家まで向かう事にした。



一旦着替えて余計な荷物を置いてから行こう…。


そう思って着替えをしている際に気付く。



顔出すだけでいいのかな? それとも泊まり?

泊まりならタカに夕飯いらないって言わなきゃいけないし…。


スマホを手に取り メッセで確認すると、すぐに返信がきた。




アヤノ泊まり?


マイキーもち




あ、さいですか。

なら色々持ってかなきゃだな。



泊まりに必要なものを適当に鞄に詰めて、またメッセを送る。




アヤノ今から向かう


マイキー待ってる



返信が来たのを確認して、自宅の鍵を閉める。

バイクのキーに付いているキーホルダーを指でくるくる回しながら階段を下っていると、塀の向こうで丁度タカが自宅の方に歩いていくのが見えた。

まだ制服だし今帰りか。グッドタイミングだ!



階段の柵を飛び越えて難なく着地し 名前を呼ぶと、振り返って立ち止まってくれた。



『今から佐野家行くから今日は夜ご飯用意しなくていーよ』


三「分かった。…またマイキーか?(笑)」


『そー。あ、行く前に充電させて』



多分明日の放課後まで会えないし。


ほら、って腕を広げてくれるタカの懐に飛び込んで、ぎゅーっと少し強めに抱き着く。


もうタカは俺にとって精神安定剤みたいなもんだから(?)



最後に額にキスをしてタカと別れ、バイクに跨がる。



途中のコンビニでエマ(お嬢)に手土産でも買っていこう。


そう考えながらバイクを走らせた。





佐野家前に着くと、インターホンを鳴らすまでもなく、万次郎が玄関前で暇そうに座り込んでいた。



『…何してんの?』


マ「お前待ってたんだろ!」


『マジ? ウケるね。
 万次郎がヒトを待つとか(笑)』



バイクを停めさせてもらって、拗ねてる万次郎と一緒に家に上がらせてもらう。



エ「あ、アヤノ!」


『突然ごめんなー、お嬢。これ詫びな』



リビングから顔を出したエマにコンビニで買ってきた新作スイーツの入った袋を渡す。



エ「いつもいいのに…。どうせまたマイキーが駄々こねたんでしょ?」


『ごめーさつ!
 でもまぁこれくらい気にすんな』


エ「…ありがと。じゃあ遠慮なくいただきまーす!」



冷蔵庫に仕舞いに行ったエマを見送り、先に行ってしまった万次郎の後を追う。


まったく… 自分勝手なヤツだよ。


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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇‍♀️めっちゃこの物語良き過ぎます(๑•̀ㅂ•́)و✧更新されるのを楽しみにしています(*^^*)🎵𓈒𓏸 (2023年2月18日 22時) (レス) @page50 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
くろーーーー。 - (*´д`*)ハァハァ好きすぎる・・・!!!これからの物語めっちゃ期待してます!!!!! (2021年11月30日 21時) (レス) @page4 id: 306f53c7de (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鈴奈 | 作成日時:2021年11月30日 15時

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