夏休み＝ホラーだと思った私馬鹿だ【黒バスホラー】

２３：夏休み＝冷やし中華 ページ23

『笠松さん?どうしたんですか??』




部屋に入っては動かなくなる笠松さん




女子と二人きりで緊張してるとか!?




ｷｬｯもう照れ屋さん☆




……自分で自分が気持ち悪くなったわ




『かーさーまーつーさー……ほぁえ?』




いきなり抱きしめられて変な声が出る




そう、抱きしめられた




ちょっとまて、年齢＝彼氏いない歴な私にとって何の地獄ですかコノヤロー




『かっ笠松さ』




笠「ずっと二人きりになりたかった……A」




うわああああああああ!?笠松さん!?どうしたそのデレは!!!




私生まれて一度も前から抱きしめられたこと無いよ!?




後ろからなら兄貴が抱きしめてきて股間蹴り飛ばしたけど




『笠松さん!?ちょちょちょ恋愛フラグ立ってますって!!!』




誰が建設したの!?いらないよ多分!!!




『かーさまつさー』




ﾁｬｷｯ……




ピストルを構える音がした。




赤「伏せろ」




『……わお赤司クンジャナイカ。あ、これは違くてだな』




赤「伏せろと言っているんだ」




『私土下座する趣味無いんだけど』




私がそう言っても赤司は睨んでくる




え、このまま土下座しろとかムリゲーじゃね??




『だからね、その物騒な拳銃を兎に角下ろしーっ!?』




笠松さんが抱きしめる力を強める




え、何。




恋愛フラグこれおっちゃう奴なの!?




今どういう状況なの!?




誰か説明して!?




笠「いつ気付いた?」




赤「いくらコイツが男っぽくても」




『おい』




赤「笠松は女性恐怖症、二人きりになることを拒むはずだ」




『だから舐めてんの?赤司』




私がそう言うと私を睨む赤司




えちょ、こわ

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