2人が取り合いする話。【鬼滅の刃】

~ｶﾏﾄﾞｸﾝ~ ページ11

Aside

2人のギラギラした目が怖くなって

『買い物に行かない！？ほら！お昼ご飯買わないといけないし…？』といった

このまま家にいたら何をされるか分からない

炭「家になにか食材は無いのか？俺が作って…『行こう！？』 あ、あぁ。」

無「待って僕も行く」

一人称僕に戻ってるし

そうして3人で買い物に出かけた

ー

炭「もう弁当とかでいいぞ？俺は」

無「うん、僕も」

炭「じゃないと一々料理してたら、楽しみが減っちゃうしなぁ？」
という彼

その《楽しみ》の意味を私は知っている

無「そうだね」
と後に続く彼

『じゃあ私はこれにしようかな』
炭「俺はこの唐揚げ弁当だ！！」
無「じゃあ僕もそれでいい 」

買い物は直ぐに終わった

『レジ混んでるなぁ…』
昼時なのでレジが多い

なんとか買って3人で帰っている

無「待ってて僕ちょっとお母さんにお昼いらないって言わないと。あと携帯もとってくる」

『わかった！じゃあ竈門君、行こっか？』
炭「あぁ」

と言い玄関を開けて中に入る
途端にやはりこの男はキスをしてきた

キス魔か？？

炭「今だけしか独占できない…だろ…」
と言いながら先程のような深いキスをされる

炭「協力とか…本当はしたくないし。」
炭「ねぇA。キスしてよさっきみたいに」

『…っ』

先程とは違う触れるだけのキスをする

炭「ねぇ、応えてくれるってことは期待してもいいってこと？」

『…』

私はそれに《うん》とも
《いいや》とも言えずに

ピーンポーン…
二人の時間が終わってしまった

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