【テニプリ】〇〇の姉はU-17のNo.0コートリーダー兼マネージャーでした パート2

ボール ページ17

『何で、竜雅(昂)とレインスター(星)の分まで私たちが取んなきゃないの？』ｼｭｯｸﾙｸﾙｯｽﾀｯﾋﾟｮﾝ

美「二人とも"あの"メニューの用意してるんだって」ｼｭｯｸﾙｯﾀﾝｯｽﾀｯﾋﾟｮﾝ

『えっ、鷹呼び行きたかった』

美「行ってたらこっちのメンバーに会えなかったでしょうが」

『まぁね、さてと私たちはコートに戻るか』

美「そうだね、あの二人ももうすぐ帰ってくるだろうし」

『恐ろしいくらいに仕事早いからね』

　飛び降りてきた後、華麗なアクロバティックでベランダに飛び戻った二人の手には、落とされたボールが二つずつ握られていた

『そうだ！ボールを取れなかった皆さんに言い忘れてたことが』

美「規律を乱す者、ルールを守れない者には」

『コートに立つ資格はありません』

二人「速やかにお帰り下さい」ﾆｺｯ

　二人の笑みはどこか殺気が入り交じったような笑みだ二人の話を無視して規律を乱そうとする者が

順「ゴラァ〜ッ中学生共！一人で何個もボール取ってんじゃねーよﾍﾟｯ」

岳「そーいや侑士、さっきコーチが"ボール取れなかった人は帰れ"って言ってたよな？」

侑「岳斗、声デカイでぇ」

リ「姉ちゃんたちも[規律を乱す者、ルールを守れない者にはコートに立つ資格はありません、速やかにお帰り下さい]って言ってたッスよ」

周「越前、程々にね」

赤「ひゃっひゃぁーっ残念！ちゃっちゃと帰っちゃって下さいよ！」


係「黒部コーチ、中学生50名を含む300名中、半数近くボールを取れていない選手が出ています、そ、それが全て高校生です...が」

由「構いません〔ボールを取れなかった方々は監督の意向通り速やかに帰宅しなさい！以上です〕」

順「おいおい、こんな乳臭ぇ中学生共と俺達が入れ替わるってのかよ！？やなこった、試合だ、テニスで決着つけようや」

〈そーだそーだ！お前らは運が良かっただけなんだよっ！じゃなきゃ納得いかねーよ！〉

順「誰でもいい、自分の取ったボールを賭けて挑んでくる勇気のある奴はいねーのか！？ﾍﾟｯおい、そこのメガネどうだ？」

国「ん？」

永「待ちなさいよ手塚クン、彼は今私を指命しましたよ」

比「いいえ木手君、私でしょう」

侑「なんや眼鏡言うたら俺やろ」

小「アタシかも」

春「外すなよ乾...」

順「ど、どいつでもいいから早くコートに」

リ「もーいーかい？」

中学生ｰリ〔え、越前！？〕

順「何だチビまたお前か、ガキはすっこんでろ！怪我すんぞﾍﾟｯ」

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