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sixty-nine! ページ31

すると、硬直していた美裸野はヒステリックに叫ぶように言葉を紡いだ。


「なんでよ!なんでよ!あたしはこんなにも可愛いのに・・・!!酷いわ!白藤君!!
フルなんて・・・もういい!!」


ごめん、君のどこが可愛いのか1から細かく説明してくれ。
あ、でも聞く気ないから簡潔に10文字以内で答えて。


「白藤君なんて後悔しちゃえーーーー!!!」


そう叫ぶと、美裸野はカッターを取り出し、自分を傷付けた。
あーコレはアレだ。王道のカッターキャー!!だ。うん、そうだ。


痛いよね。コレ。
よく自分を傷付けられるのが不思議で堪らないぐらいだよ。
あーイタイイタイ。


「どーお?ドッキドッキするでしょう〜〜?」


『ぜってぇー痛いよなソレ。ズッキズッキするよな』


「確かにそうだけどね、我慢よ我慢!!」


『おー!女は根性!!』


「そうよ!・・・ってちっがーーーーーう!」


美裸野は突っ込みと同時にカッターをこちらに投げてきて、Aは紙一重で避け、カッターは廊下へと滑って血の跡を残して10m先まで行ってしまった。


「あたしを振ったこと後悔しなさい!」


ビシッと指を差して、美裸野は自分を抱き締めるように廊下に座り込んで、大声を上げた。
いや、どっちかっていうと悲鳴か。

その声にAは耳栓を突っ込み、音を遮断した。
だってうるさいじゃん?


悲鳴をあげたら、すぐに誰かが来た。
この校舎には今、オレらのクラスしかいなく、今の時間は自習だ。
だから、ここに来るのはクラスメイトだ。


ご丁寧にクラスメイト全員が来た。
その絵図に誰もが目を見開き、驚愕していた。


そしたら、何故かキセキ全員が駆け寄ってきた。
おい、二人はわかるが何故全員なんだ。
お前ら授業はどうした。そしてさつき、お前もか。


クラスメイト全員は美裸野へ、キセキ+桃井はAへと駆け寄った。

seventy!→←sixty-eight!


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カナ(プロフ) - sixty-sixでパンダがパンツになってましたよ! (2016年1月9日 19時) (レス) id: d40fc0c379 (このIDを非表示/違反報告)
鴉城 夕無(プロフ) - 梨奈☆さん» ほんとだwあざーっす!! (2014年12月31日 17時) (レス) id: ec74c00303 (このIDを非表示/違反報告)
梨奈☆ - 名前被ったwww面白いっす!頑張って! (2014年12月31日 9時) (レス) id: a5d4373b0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鴉城 夕無 | 作成日時:2014年12月28日 19時

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