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１話 ページ1
「はすみーん！ばきゅーんしてー！！」
「たいしょー！！」
「神崎くーん！きゃー！可愛い！！！」
ファンの子たちはステージの上に立つアイドルグループ"紅月"に声援を送る。
伝統文化に基づいたパフォーマンスは学園の中でも大人気だ。
私は彼らのファンではあるが、ただのファンではない。
『紅月ｰ控え室ｰ』の張り紙がある扉を前にし、ノックを２回ほどして中に入る。
「A殿！」
「おう、Aの嬢ちゃん」
「Aか」
「お疲れ様です」
そう、私はファンでありながらプロデューサーなのだ。
元々普通科にいた私は、ある日プロデューサー科に転入となったのだった。
そして、紅月のリーダー蓮巳敬人にプロデュースを依頼され、現在に至る。
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水無月のぞみ - 紅月Pなので嬉しい♪更新待ってます！ (2022年3月18日 8時) (
レス) id: 90a3a483bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴秋 | 作成日時：2019年8月26日 22時
