●純粋な彼は。8 ページ10
リビングに行くと皆がぐったりしていた。
とは言っても帰ってきたのは、シンタロー(エネ)、カノ、キド、マリー、モモだった。
貴「皆、お帰り。…あれ、コノハさんとヒビヤは?」
ｷﾄﾞ「あ、A、ただいま。遅くなったな…御免。コノハたち居ないのか?」
貴「ええ。公園ですよね?」
ｷﾄﾞ「ああ。だけど遅いな。もうすぐ日が暮れるぞ」
空を見るともう暗くなり始めていた。
ｶﾉ「ま、後ちょっとで帰ってくるっしょ」
貴「そうですよねー
あ、カノさんとシンタローさんは団長さんたちと買い物行ってたんですか?」
ｶﾉ「え?あ、いや、違うよ〜
僕たちが行ってたのはhー」
ｼﾝ「嗚呼嗚呼嗚呼!ちょ、カノ!?な、何をい、言ってるのかね?君は。あははー、えっとカノと二人で買い物だよ、HAHAHAHA☆」
シンタローの顔からは明らかに冷や汗が出ていた。
貴(あ、怪しい…)
貴「そうなんですか！てっきり団長さんたちの荷物係してるのかと思ってましたよ」
どうせ仕事探しとかなんだろうなと予想がつき、話を流した。
ﾓﾓ「A。はい、これ。お土産。」
とモモが差し出したのは、可愛い熊の付いたマグカップだった。
ﾓﾓ「Aはセトさんとお揃いね！皆と揃えたかったんだけど数が無かったから…」
モモが皆に説明した。セトの方を覗くように見ると、ニコニコと笑ってた。
貴(ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ…//)
心臓が高鳴り出した。顔が赤くなるのを感じて、唇にまだ感触が残ってるのに気が付いた。
ﾏﾘ「A?顔赤いけどどうしたの?」
貴「え、ええ!?いや、何でも無いよぉ〜あはは」
ﾏﾘ「ね、熱でもあるの!?…ちょっと待て、今体温計をー」
貴「え、ちょっ、マリーちゃん!?」
ｼﾝ「ちょいA来い。 どれ?」ｺﾂﾝ…
シンタローがおでこを合わせて熱を測ってきた。
貴「ちょ、ちょ、シンタローさん!?//」
ｼﾝ「熱は無いようだな」
ｴﾈ「ご主人…だ、大胆ですね」
ｶﾉ「し、シンタロー君っ!?」
ｾﾄ「シンタローさん、何やってんすかっ!?」
ﾓﾓ「お兄ちゃんキモい…(引」
ｷﾄﾞ「……」
ﾏﾘ「腐腐腐腐腐腐(ry」
皆が口々にシンタローに向かってブーイング(?)してる。
いつの間にか体温計を取りに行ったマリーも戻ってきていた。
ｶﾞﾁｬ
ﾋﾋﾞ「ﾊｧﾊｧ… 皆っ!!!!」
皆が騒いでるといきなり玄関が開き、息を切らしているヒビヤが飛び込んできた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 70人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
☆アリス☆ - いつも読んでます！6万hitおめでとうございます！！これからも頑張って下さい！ (2015年1月20日 18時) (
レス) id: 0cb6f58b42 (このIDを非表示/違反報告)
みりん。⇔セト(プロフ) - ついに60.000hit超え！！！有難うございます！！凄く嬉しいです！これからも、何卒宜しくお願いします(´∀`*) (2015年1月19日 21時) (レス) id: 0cb6f58b42 (このIDを非表示/違反報告)
セト(プロフ) - みりん。⇔セトさん» ご想像にお任せするっす☆ (2014年12月27日 17時) (レス) id: 8967be9ffa (このIDを非表示/違反報告)
みりん。⇔セト(プロフ) - セトさん» 向こうって何処…？// (2014年12月27日 16時) (レス) id: 0cb6f58b42 (このIDを非表示/違反報告)
セト(プロフ) - みりん。⇔セトさん» 俺だけって言われるとなんかむず痒くなるっすね…//嬉しいっすよ、ほんとに。でもここじゃあれなんで、向こう行ったら…ね？ (2014年12月27日 16時) (レス) id: 8967be9ffa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みりん。 | 作成日時：2013年10月31日 2時
