青峰君が恋をしたのは、火神君の妹でした。5［青峰大輝］

第132話 ページ1

〜青峰side〜


明らかにAの様子がおかしい。まぁ、だいたい想像つくけど...

すげェ緊張してんだろな、多分。
オレと二人きりにならないように、必死で話題変えようとしてるし。



......ま、しょーがねェか。ここはあえて気付いてないフリでもしとくか。


貴)どしたの青峰くん、無言怖い。

青)何でもねーよ。



・



青)...A、いくら何でも食べんの遅すぎ。

貴)うっ；；

青)ハァ、別にオレ急かしてねェだろ？
これでもちゃんとお前のペースに合わせてるつもりだから。んな焦んなよ、な？

貴)ごめんなさい。

青)ん、分かればよろしい。ほら、落ち着いたらそろそろ行くぞ。

貴)う、うん...



・



貴).....................。


今度は黙りやがった。店を出てから一度も喋ってない。


青)はぁ......、お。息白くなった。お前、寒くねェか？

貴)だ、大丈夫デス。

青)...あそ。オレは寒いから、手繋いでいいか？



ぎゅ



青)(冷てェ...)


ったく、寒いならちゃんと言えよ。
いい加減、変な気ィ遣わなくていいんだけどな。



・



青)ただいまー。((ガチャ

貴)...お邪魔します。

青)とりあえず、お前は風邪ひく前に風呂入ってこい。
この間みたいな展開はもうごめんだからな。

貴)っそ、だね！うん！//////

青)...A、ちょっとこっち来い。

貴)え...わっ!?////////



ぎゅううぅぅ



青)落ち着け。とりあえず一回深呼吸してみ。はい、ヒッヒッフー。

貴)それ違う！違うやつ！((ばっ

青)やっとこっち見たな。

貴)っ!!!!//////

青)人と話すときは相手の目を見て話しましょうって、小学校で習わなかったか？

貴)ごめん、無意識...

青)今は何もしねェから。まずは風呂入ってこい。

貴)うん。

青)「今は」だけどな。笑

貴)っ変態!!/////

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