楽園ゲーム�� ページ18
楽園の塔 中層部――
「くそっ!
ウォーリーもミリアーナも
"通信"を遮断してやがる!!
これじゃ何処にいるのか分からねぇ!!!」
シモンとショウを仲間に加えたグレイ達は、
A、ナツ、ハッピーの3人を探して
塔の最上階へと続く階段を上っていた。
「通信?」
「思念伝達魔法ですね」
思念伝達魔法というのは、
相手の頭に直接"通信"して
話しかける事が出来る魔法の事だ。
「大丈夫か?ショウ」
「うん、姉さんがいてくれるから…」
エルザが問いかけると、
ショウは俯きがちにそう答えた。
それを聞いたエルザは、
優しげな笑みをショウに向けていた。
「なぁ、アイツ…
本当に信用して良いのか?
確かにオレ達を
殺そうとしなかったのは認めるが、
あの時のナツとルーシィは
死んでもおかしくねぇ状況だった」
ジュビアの隣を走るグレイは、
前方を走るシモンに疑惑の目を向けていた。
「言い訳をするつもりはない。
あの程度で死んでしまう様な魔導士ならば、
到底ジェラールとは戦えない」
「聞いてやがったか」
「それに、
オレには確信があった。
ナツは死なない」
「あの…あたしは?」
ルーシィはそう言うが、
シモンはそれを無視して
言葉を続けたのだった。
「お前達はナツの、
"本当の力"に気付いてないんだ。
ナツに真のドラゴンの力が宿る時、
邪悪は滅びゆくんだ」
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ゆき(プロフ) - ランドさん» ランドさん初めまして！そう言って頂けて本当に嬉しいです！！これからも温かく見守って下さると嬉しいです(^^) (5月20日 20時) (
レス) id: af9c55662b (このIDを非表示/違反報告)
ランド(プロフ) - いつも楽しみにしていて続きが気になります！これからも頑張ってください！応援してます！ (5月19日 13時) (レス) id: fd6767c807 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2023年5月7日 4時
