幸せのおすそ分け１０【あんスタ】 (ページ27)

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477話ページ27

✩

｢ほら！待ってて良かったでしょ！？｣

｢ほんとだ～！！｣

｢ひっ…｣

後片付けも終えて、悔しがってるりっちゃんとショッピングモールから出ようとする時だった

視聴者さん…かな？

｢凛月くんの後ろに隠れてる！可愛い～！！｣

｢あの！私達ずっと前から大ファンで！生で会えたのが本当に嬉しかったです！｣

｢あ、ありがとうございます！｣

｢握手してもらってもいいですか！？｣

｢もちろんですよ！｣

嬉しそうにはしゃいでくれる視聴者さんの鞄には、私が以前売り出したキーホルダーを付けてくれていた

本当にに昔から好きでいてくれてるんだ…

なんか嬉しいな～♪

｢よかったね、A…♪｣

｢うんっ♪｣

｢｢はうっ…！｣｣

｢か、可愛すぎる…！！｣

｢はっ！そうだった！私達ただ握手のためだけに待ってたんじゃないんです！｣

んん？

その人達は教えてくれた

｢実は、シィちゃんらしき人を見つけて…｣ﾎﾞｿｯ

｢え！？ほ、本当ですか！？｣

｢多分ですけど…シィちゃんって白雪あかりさんのことですよね？｣

｢はい！そうです！｣

｢｢やっぱり！！｣｣

あかりちゃん、来てくれてたんだ…！

｢あの人、私たちの隣にいたんですけど。すごく真剣にライブ観てて…そしたら、ライブが終わった瞬間に連れて行かれたんです｣

｢あいつまたやらしかしたの…｣

｢あかりちゃん…｣

待っててね

お願いだから…

…すぐに、決着をつけて会いに行くから