＊Snow White 1st

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✽麦わらの一味side

inウォーターセブン




ここは水の都ウォーターセブン。


そこに今話題の麦わらの一味がエニエスロビーから帰還し滞在していた。


けれど港の方が騒がしくなり…


街人「大変だ！海軍だ！海賊たちをとらえにきたんだ！」


街人が騒いでいる間にも海軍は島に上陸し、先頭率いる海軍の英雄ガープに続いてどんどん海賊が滞在している家へ向かっていく。


そして…家の中にいる麦わらの一味の船長、寝ている麦わらのルフィを見ると…


ｶﾞｰﾌﾟ「起きんか〜〜!!ルフィ!!!!」


と勢いよく殴りかかった。




…そして、そのあと英雄ガープの孫は麦わらのルフィということがわかり、


さらに…


ｶﾞｰﾌﾟ「お前の父の名は『モンキー・D・ドラゴン』革命家じゃ」


という、ガープのカミングアウトに島中に海兵と麦わらの一味の叫び声が響き渡った。




その後、ガープはお前は孫なのでこの島でとらえるのはやめた、と軍に伝えておくといい、帰ろうとした。


けれど…


ｶﾞｰﾌﾟ「…すまないが、お前達に話しておきたいことがある。海兵は一度外へ出い。安心しろ。すぐ戻る」


先程までとは違うガープの真剣な声に一味も海兵も緊張が高まる。


海兵が離れたことを確認し、ガープは一味が揃っているのを確認すると、ドカッと床に座り、顔を上げる。


一味がゴクリと唾を飲み込む。


ｶﾞｰﾌﾟ「…ルフィ、そしてその仲間達に聞いておいて欲しいことがある。


このウォーターセブンを出れば普通、次の進路は魚人島になろう。


だが…その前に妖国(ようこく)という国にいってほしい。


…そして、その国の姫を助けて欲しいんじゃ!!」


一味はガープの真剣な声と表情に何も言えなくなる。


いきなりの妖国、という聞きなれない国、姫を助けて欲しい、という海軍が海賊にするとは思えない頼み。


いきなりのことに一味は困惑の表情を浮かべる。


その沈黙を破ったのは…


ﾙﾌｨ「なんで俺たちがその国のひめを助けるんだ？？じぃちゃんが助けた方がいいんじゃねぇのか？？」


ルフィの言うことは最もで一味も頷く。けれど、ガープはその言葉にさらに眉を寄せて…


ｶﾞｰﾌﾟ「…‘‘海軍だから,,助けられないこともある!!」


と苦し紛れに言った。


その姿に何も言えない一味だが、船長であるルフィはこう言った。


ﾙﾌｨ「わかった！行くよ！じぃちゃんの頼みだもんな！にしし！」


そう言って笑顔で笑った…。

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