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ルフィの言葉にガープはほっと安心したように息をついた。


だが一方で麦わらの一味は…


ナミ「ちょ、ちょっとまってよルフィ!いくらあんたのおじいさんの頼みとはいえ、普通姫を助けるなんておかしいわ。何か事情があるとしか思えない…」


ナミの不安そうな声とは裏腹に考古学者のロビンは何か考え込むような表情をしている。


ロビン「…妖国…」


ロビンのつぶやきに一味が視線をロビンに向ける。


ルフィ「ロビン何か知ってんのか??」


ルフィに聞かれロビンはゆっくり顔を向けると静かに口を開いた。


ロビン「…妖国といえば今から10年前、突如王妃様と当時7歳のお姫様が失踪するという事件があったわ…。妖国は政府の加盟国だったけれどその詳細はほとんどが謎に包まれていた…」


ナミ「…謎に包まれていた…?」


ロビン「えぇ。けれどわかっていたことは2つ。1つはその国の者達は妖であり、それはとても強く、普通の人間では敵わないということ。そして、2つ目はそのお姫様はそれは美しく、白雪姫と呼ばれていたこと」


ロビンの白雪姫と言う言葉にサンジがすぐさま食いつく。


サンジ「白雪姫!?!?」


それとは対照的にルフィとチョッパーは首をかしげている。


チョッパー・ルフィ「…あやかし…?」


それにロビンは頷く。


ロビン「そう…。だから王妃様とお姫様は誰かに攫われた、という噂もあるわ。妖のものはとても貴重だから…」


ロビンの話が一通り終わったのを確認すると、ナミはうなづいて言う。


ナミ「…でもおかしいわ。今のロビンの話だとお姫様はいないはず…」


ナミの言葉にロビンも頷く。今まで黙っていたガープだがナミとロビンの視線に口を開く。


ガープ「まあ今の話で大体合っとるが決定的に違うこともある。だが、ルフィ。お前はわしの話なんか聞かんだろう!お前がいいなら自分の目でいろいろなことを確かめるといい!ぶわっはっはっはっ!」


最後は投げやりのガープに一味は血の繋がりを感じ呆れていた。


ルフィ「ああ!わかった!」


そう笑顔で笑うルフィに一味はしょうがないか、とわかっていたように笑った。


そしてガープが出て行ったあと、今まで黙っていたゾロが…


ゾロ「まあ何にせよ、そんなに強え奴がいるなら手合わせしてみてぇもんだ!」


そう言ってニヤリと笑った。


ロビン「私も興味があるわ」


ゾロに続きロビンの言葉で一味の興味は募り、次の行先が決定したのだった。

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sora(プロフ) - ありがとうございます!!今受験のため更新がこ出来ていなくてごめんなさい(>_<)もう少しお待ちくださると嬉しいです!! (2019年2月22日 0時) (レス) id: 6f4d88280c (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - すごい面白くて必死に読んでました!更新楽しみにしてます! (2019年2月20日 18時) (レス) id: cb802c0a66 (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!最近忙しく更新ができていなくて申し訳ないです(>_<)空いている時間に更新を頑張るのでまた読んでくださったら嬉しいです(*^^*) (2019年1月25日 21時) (レス) id: 6f4d88280c (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 凄く面白かったです!続き楽しみに待ってます!頑張って下さい! (2019年1月25日 12時) (レス) id: caa5a8f062 (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - 夏季さん» 本当に申し訳ありません。そしていつも応援して下さり本当にありがとうございます! (2018年12月16日 17時) (レス) id: 6f4d88280c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハル | 作成日時:2018年12月1日 18時

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