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48話！ ページ7
作者から！
日記の方は
後半の辺りだけのせます
あと大部分カットします
中には日記があったようだった
深い群青色の本が
シンタローの手の中にあった
私はなんとしてでもその本が見たかった
なんでだったんだろう…
シンタローに飛び乗った
〜日記〜
私は最後に人間に裏切られたあの日に
誰にも気づかれぬ場所で一人静かに暮らそうと決めたのだ。
凝らすを使ってみつけた、
この世で一番人に注目されないような場所
誰の意識もそこへは向かない、
不思議な場所
まだ到着してはいないものの、
その事実が明確になっただけで私はかなり満悦だった
一体どんな場所なんだろうか
「どうやって来たんだ？2人も来るなんて…今までそんな事は」
その明るくて広い草原には先客がいた
汚れ１つない真っ白い大きな猫
「結局、この能力も使い物にならなかったか」
そう言い残し去ろうとした背中に
「ん？ここが欲しいんならやるよ」
と声が掛かった
「本当か？」
「あぁ、お好きなように蛇に逆らう程馬鹿じゃないさ」
ちらちらと私の髪を見ていた
「はぁ？」
「またな」
そう言い残して去って行った
まぁ、去って行ったんならそれでいい
その空間の中心に立ってみる
「決めたぞ。今日からここが私の居場所だ」
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作者名：ミジンコヒーロー | 作成日時：2014年5月4日 0時
