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57話！ ページ16
そして、
私は彼らと一緒にまた、
メカクシ団のアジトへと戻った
や〜流石にキツかった〜
だって電車に乗れない訳じゃん？
能力で時間止めて
歩いてきたんだよ…
マリ:今日は疲れた、ねぇ？
貴方:ニャ〜
膝の上で答える
キド:本当に、その猫、なんなんだろうな？
マリ:セトが帰ってきたら聞いてみようよ
キド:そうだな
え〜？待てない待てない！
膝から降りる、
紙とボールペンのある所は知ってる
貴方:ニャー！ニャ！
マリ:どうしたの？
何回か練習しといて良かったな
ボールペンをくわえて
下手くそながら久しぶりと書いた
キド:久し…ぶり？
貴方:ニャ！
マリ:この子頷いたよ？キド
そのまま書いて行く…
元気でよかった、キズない
キド:…
その本の、ねこ、わたしの父
…どうしても上手く書けず
平仮名だらけになる
キド:もしや…Aか？
貴方:ニャー！
マリ:頷いた…本当に？本当に？
貴方:ニャー！
マリーちゃんに抱かれ苦しかったが
嫌な気はしなかった
キドはただ
キド:おかえり
と言って私の頭を撫でた
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作者名：ミジンコヒーロー | 作成日時：2014年5月4日 0時
