【黒子バスケ】 転校して来た私はキセキの世代の最強選手…って本当？

第４７Ｑ　過去　震える手 ページ20

蘭「凛！！？何やってるの！？」

　蘭が驚いている…。まぁ、確かに私も驚いているよ

　だってアイツ……ナイフを持っているんだもん…

凛「うるさいわね！！こんなバケモノなんか殺してやる！！」

蘭「バカな事を言わないで！！」

凛「うるさい！！私に逆らう気！！？」

蘭「逆らうも何も、凛がやってることは犯罪だよ！？」

凛「犯罪なんかならない！！だって私が今相手しているにはバケモノなんだから…」

　何を言ってもダメみたいね。目の前にはバケモノの私しか見えていないみたい

A「蘭…ちょっとどいてて…」

蘭「な…何をする気…？」

A「凛ちゃん…。私を殺したいんでしょう？だったら刺していいよ…」

蘭：！！？

　これが正解の判断だ

蘭「何言ってるの！？止めてよ！！そんな事したｒ…」

A「蘭は黙ってて！！」

蘭：っ！！

　蘭は座りこんでしまった。ごめんね？でも…あなたを巻き込みたくない…

凛「今すぐ楽にしてあげる…」

A「そのわりには震えているね？」

凛：！！

　自分では気づいてなかったのかな。めっちゃ震えている

凛「へ…平気よ…。アンタを殺しちゃえば、こんな震えなんか！！」((ダッ

　そう言って私の方へ走ってくる

　あぁ…ここで私終わるのか…。でも、いい人生だった…


　シュンッ―――


A「っ！！？」

凛「はぁ…はぁ…」

　ナイフが当たったのは私の左腕だった

A「…結局…殺せっ…ないんじゃない…」

凛「…うぅ…ああああぁぁぁああぁぁぁぁぁ！！」

A：！！

蘭「A！！」


　凛ちゃんはナイフを後ろに振りかぶり、思いっきり私のお腹にめがけてきた


　グサッ……

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