【黒子バスケ】 転校して来た私はキセキの世代の最強選手…って本当？

第４６Ｑ　過去　仲直り ページ19

蘭「私には分かる。本気を出せなくて、つまらなかったんでしょ？」

A「そんな事…」

蘭「それで、さっきの試合に本気を出してしまった。いや…少し、覚醒したって言うべきかな？」

　お願いだから…これ以上…私を……

蘭「…ごめんね。」

A「え…？」

蘭「私のせいで…凛のせいでこんな結末になるなんて…」

　何で蘭ちゃんが謝るの？

A「蘭ちゃんは何も悪くない！！悪いのは…私だ…。私がこんな体に生まれてきてしまったから…」

蘭「そんな事はない！！私はあなたが生まれてきた事を幸運だと思っている！！」

A「え…？」

　幸運って…何ソレ…？

蘭「だって…。Aちゃんが私の初めての”親友”だから…」

A：！！

　私は今までのことを振り返った

　無意識に涙がこぼれる。初めて言われたからかな？

　こんなにも嬉しいなんて思うなんて…

　さっきまで…イラついていたのに…

A「私っ…私はぁっ…！！」

　その場で私は泣き叫んだ

　今までにないくらい大きな声で

　蘭ちゃんはそんな私をそっと抱きしめ…

蘭「”A”…ごめんね？こんな私を許して…」

　蘭ちゃんも私を抱きしめながら涙を流す

A「ううん！！それを言うなら私だよ！！私がっ…！！」

蘭「もう１人で苦しまないで？これからは私がいるから。」

A「あり…がとうっ……”蘭”！！」

　私たちは互いに抱きしめ合い泣いていた

　しかし、その突如…

??「ここにいたのね…藍澤A！！」

A・蘭：！！？

　私たちの間に彼女が現れた

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