【黒子バスケ】 転校して来た私はキセキの世代の最強選手…って本当？

第３４Ｑ　過去　憎い感情 ページ6

私がいじめをうけてから一ヶ月

　どんどんいじめがエスカレートしていった

　学校内はあまり少なかったが部活ではすごかった

　あの事件があって、大好きな部長が辞めてしまった

　それでなぜかアイツが部長になった

　そらからが悪夢だった

　私だけ練習メニューが倍になり、片付けも一人

　ミニゲームの時はボールが回って来ないし、試合にも出してもらえなかった

　顧問に相談したがやはり大宮凛には逆らえないのだろう

　でも、そんな彼女だけどバスケが上手いのは偽りではない

　どの部員よりも上手かった

　それでも私の方が上だけどね

凛「ちょっとぉー、A！？あんたいつまでそこに突っ立ってるの！？あんたは私たちより練習２倍なんだから早くやりなさいよ！！」

A「…。」

　私も私でいろんないじめを受けているから何もやり返せない

　体が限界になってきたんだ

凛「ちょっとぉ、聞いてるの！？」

　凛が私の胸ぐらを掴む

　私はただ睨むだけ

凛「っ！！その顔がムカつくのよ！！」

　バンッ！！

A「ぐっ！！」

　私は壁に叩きつけられた

凛「もういいわ。あんたは体育館倉庫でも掃除しときなさい！！」

　私は無理矢理倉庫の中へと入れられ鍵を閉められた

　ガチャン…

A「え…？ちょっと…何で鍵を閉めるの！？出れないじゃない！！ねぇ！！」

凛「うるさぁいー！あんたはそこでぇ反省してなさぁぁい。きゃははははは！！」

　私は無意識に涙を流した

　この時…始めて憎いと思った

　許せない…

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