緑間「赤司征十郎は2人いる」 貴方「そのうちの1人は家に居るよ」キセキ「「マジか」」 俺司「しかも、Part2が作られてしまったらしい」 僕司「なん…だと！？ 頭が高いぞ！！」

＊50. 赤司君、帝光の頃を思い出す＊-赤司side- ページ16

誠凛は良いチームだ。



団結力があり、仲間思いで…。



赤司「帝光の頃を思い出すよ」



A「へぇ…でも、聞いてると仲悪そうだったみたいだけど…」



赤司「そんなことはない。
…いや、あったが、初めは仲は悪くなかった。
今の誠凛のような団結力があった」



A「そう…だったんだ。帝光の話は聞く機会なんてあんまりないし、テツヤも…それに、赤司君も話してくれたことがなかったから知らなかった」



そういえば、俺はAに帝光の話をしたことがない。



俺自身、思い出すのが辛いから話さないのかもしれない。



赤司「俺も…Aのアメリカにいた頃の話を聞いたことがない」



A「あれ？そうだっけ？
うーん…じゃあ、この試合が終わったら話そうかな。
赤司君も教えてね？  いつになっても構わないから…」



赤司「あぁ。言うよ、必ず。
それに、Aには聞いてほしいことがあるからね」



A「…そっか。じゃあ、まずはこの試合、勝たなきゃね！」



Aに帝光の話はしたくない。



けれど、Aが話してくれるのなら俺も話さなくてはいけない。



なかなかアメリカのことを教えてくれないAだから、話したくないことなのかもしれないから。



それにもう一つ、話さなければいけないことがある。



それは＿＿＿

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