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なな ページ9

英智side



英「……そうか。ありがとう、桃李。」


桃「あいつはAと関わらせちゃダメです!」


敬「…………」


衣「…………」


英「やはり、言うしかないようだね。」








貴女side


『うぅ……』


創「あれ、Aちゃんどうしたんですか?」


『しのの〜ん……』


今日もかわいい…私の癒し……


創「なにかあったんですか?」


『ちょっと生徒会に呼ばれてさぁ…、』


創「それは………、そうですか…」


怖いよ怖いよ…

え、何私学校辞めさせられる??

やだやだ絶対やだ〜……


創「大丈夫ですよ、頑張ってください!」


『しののん……、ありがとねぇ…』


私はゆっくりと生徒会室へ向かった。






『し、失礼しまーす……』


英「やあ、Aちゃん。なんでそんな怯えてるんだい?」


桃「え、A大丈夫!?何かされたの!?」


敬「怒られるとでも思ったのか?」


え、違うの?


『てっきり、学校辞めさせられるのかと……』


私は安堵で力が抜け、へなへなと倒れそうになった。


衣「っと、大丈夫かー?怖かったよな、よしよし。」


い、衣更真緒ぉぉおおお!!!

倒れこみそうになったところを支えてくれた。


『う、すみません…!!』


衣「いいよいいよ…って、泣くなよ!」


『こわかったぁ……』


英「ごめんねA、お菓子あげるから許して…?」


敬「お菓子で解決するほど単純じゃないだろう」


『ほんとですか!?わあ!カントリー〇アム!!』


敬「………」


英「さあ、本題に入ろうか。」


一気に空気が緊張する。


英「A、新しい転校生…黒崎鈴菜とはなるべく関わらないでほしいんだ。」


『………え?』


英「あの子はちょっと……かなり問題があってね。」


いやどっち?


敬「A、お前にしてほしいことは2つある。」


『は、はい』


敬「黒崎鈴菜と関わらないこと。

それと、絶対に1人にならないこと。

お前の隣に常に誰かがいる状態にしろということだ。

それには春川や姫宮、逆先などが適任だろう。」


英「おや、敬人はやらないのかい?

あんなにやる気まんまんだったじゃないか」


敬「一言余計だ英智。もちろん俺も善処する。

とにかく、黒崎とは関わるな。」


敬人様がそうおっしゃるなら…と言いたいとこだけど


『理由を説明してください』


英「理由?」


『なぜ私は黒崎さんと関わっちゃいけないんですか?』


英「理由は…、機会があったらその時に話そう。」

はち→←ろく



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Αγιάνο(プロフ) - 初めまして。Αγιάνο(あやの)と申します。偶然この作品をお見受けして、推しがメインに出ていたこともあり、一気に読み終えてしまいました。とても良い作品だと思います。更新、心待ちにしています♪ (2022年6月24日 16時) (レス) id: 1fbdbb976e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なめたけ | 作成日時:2022年3月26日 14時

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