私、幸せになります (ページ7)

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服を買った。ショートパンツとTシャツ。

20代後半の服じゃ無いって？いやいや、私を誰だと思ってる？

宮野明美だぞ。

あのベビートリプルフェイスの公安には負けるけども高校生くらいに見えたのか万札出したときは店員さんちょっとビックリしてたぞ。

ていうのはひとつの建前で私がこの格好をしたかったっていうのもある。

中学まではこんな格好してたけど童顔なんてもんじゃないから似合わないと思って短パンは止めた。

今世は今世であの黒の組織(本当の名前は教えて貰ったが忘れた)で黒の服しか着なかったからね。

((ドンッ

おっといけない。誰かにぶつかたっちゃって転んじゃったじゃないか。

?「すみません。」

『あぁすみませ………………ん。』

私の目は下から上に上げたら手をさしのべてくれる男性と目が合った。

その男性が悪かった。彼を私は画面で何回も見てたもの。

しかも彼は私の元カレ。の[沖谷昴]だもの。

糸目に眼鏡にハイネック。あんなに似合う男性は他にはいないだろう。

彼もビックリしたらしく開眼している。

「明美？」

『ち、ち、違います！人違いです！』

私は逃げた。ダッシュで