私、幸せになります (ページ49)

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2 （3月12日加筆しました）ページ49

Noside

『………』

どうして、神様はあの人を守ってくれなかったの？

カコは呆然とその場に立ち尽くした。
○月□日、半世紀前からあったと言う組織、通称黒の組織が昨日崩れ去った

それには、FBI随一のスナイパーも例外では無かった、

しかしその作戦の途中FBI随一のスナイパーが爆弾に巻き込まれて頭を打ち、現在意識不明の重体で病院の一室で眠っている

カコは、親族では無いし只の彼女であるから病室の前で只立ち尽くしていた

というのがついさっきの話。

FBI随一のスナイパーは目を覚ました。

「………」

「シュウ！」

「赤井さん！」

「赤井くん！」

FBIの人たちやコナンが駆け寄る。カコはというと何を言ってをいいのかわからずただそこに立っていた。

『あ、』

「ところでボウヤ、そこのお嬢さんは誰かな？」

「へ？カコさんのこと？」

「そうだ」

「え？嘘だよねぇ赤井さん？」

「何か関係あったか？」

カコは鈍器で頭を撃たれたような感触がした。怖い。怖い。そんな感情でカコは押しつぶされそうになっていた。

目の前がぐるぐるする。ここから逃げ出したい。

カコは頭を抱えながら、その場にうずくまる。

「だから、そこのお嬢さんは誰だと言っているんだ？」

その言葉を聞いた時カコは怖くて病室から逃げ出した。