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夢主side
朝、一番に目に入ったのは天井だった。って当たり前か……
ん？此処は何処だ？だっていつもなら、綺麗な天井じゃなくてもっと汚い天井を見るんだが……
まさか、誘拐？……私を誘拐したところで身代金は払えないんだが
まず、落ち着こうでは無いか。
こういう時は深呼吸だなスーハースーハー
まず、昨日は合コンに行って赤井さんに会って、抱きしめられて、其処からの記憶は無いな。
って事は、此処は工藤邸？木馬荘じゃないって？何でわかるかって？
答えてやろう。それは天井が違うからなのだよ！
よーく部屋を見渡してみると……高そうな壺や皿が沢山ある。
私の年収じゃ一生買えないな。
それを普通に買うとは世界的な推理小説家と女優さんは違うなぁ……
ﾌﾞｰﾌﾞｰ
ん？会社からか？
と思ったら違った。遠藤ちゃんだった
とりあえず電話に出よう。
『もしもし？』
＜今すぐ会社に来て！＞
『う、うん』
ｶﾞﾁｬｯ
何があった？
落ち着こう、私。
まず書き置きだな、何て書けば良いんだ？
[ありがとうございました。幸せになって下さい。松山カコ]
これで良いか！赤井さんは私よりもっと好い人がいるからな！アムロさんとか……
前世の友達が言ってたぞ！赤井さんはアムロの責任を取って差し上げるべきだと……
まぁ、きっと赤井さんは私が居ない方が良いのだろう。
とりま、会社に行こうか！
ありがとうございました！赤井さん
ーーーーーーーー
嘘でしょ？マジで、これ現実？
松山カコ、25歳。会社が焼けて無くなりました。
マジっすか
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作者名：カラスキ | 作成日時：2018年4月17日 23時
