成宮の愛する彼女は御幸の愛する女の子で【ダイヤのＡ】

【19】成宮side ページ19

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可愛い…









可愛すぎる！









鳴「Aー！もう大好きー！」









もう俺はAバカかもしれないな。









「わ、私も大好きだよ///」









屋上で、風にあたりながら
Aと座って並ぶ。









照れながら "大好き" って言ってくれるAも、
俺は全部好き。









だからずーっと俺のものにしたい
って思っちゃう。









鳴「Aの全部が好きだよ俺は」









Aのさらさらの髪の毛を
撫でる。









「……///」









こうやって俺が真面目に言うと
いっつも無言になって顔を真っ赤にする。









でも…
今日は違う？









顔を真っ赤にしながらも
こっちをじっと見つめてくる。









そんな顔で見られたら、
さすがに俺でも理性なくなるよ？









鳴「どうしたの？……ってわっ」









俺の背中に手を回してくるA。









Aの手は、細くていかにも女の子って感じで
その手に一生懸命力を込めている。









少しだけ震えを伴いながら…。









やっぱ女の子なんだなって思う。









なおさら一也になんて
渡せないな。









俺の胸にすがるAをそっと抱きしめた。









「私…ね」









重々しく口を開くA。









「一也に…付き合ってって言われたんだ」









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