【碓氷真澄】アンタは俺だけを見てて【黒バス×A3】 (ページ9)

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真澄くんが海常に来てから一週間が経った。

彼の成長スピードは凄くて、黄瀬くんと肩を並べられるくらいになった。

それと同時に、

「きゃー！真澄くーん！！！」

「カッコイイー！！！！」

真澄くんの親衛隊も登場した。

早い内にこうなるとは思ってたけど。

真「ねぇ、今日の俺どう？」

『うん！やっぱり、凄いよ。これなら奇跡の世代にも勝てるかも！』

真「そんなのどうでもいい。俺はアンタの為にやってるのに」

『…私は、真澄くんにちゃんとバスケを好きになってもらいたいな』

ずっと引っ掛かっていたこと。

誰かの為ではなく、自分の為にやってほしい。

真「…バスケを好きに？」

『うん。そしたらもっと強くなれると思う』

真「わからない…」

『真澄くん？』

真「はぁ……」

そのまま真澄くんはコートに戻っていった。

なんだか嫌な予感がする。

いつもの真澄くんとは違ったような。

『大丈夫かな…、』

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