苦手なことと一くん ページ8
Aの部屋
顔がまだ熱い。
あれは総司なりの優しさ、かな。
やっぱり丞くんに総司を見てもらうようにお願いして部屋に戻った。
夜の巡察に行くために浅葱色の羽織を羽織ろうとしてまだ早いことに気がつく。
髪を結い直すことにした。
木箱から櫛を出して髪をとかした。
斎藤「A。」
しばらくすると部屋の外から一くんが声をかけてきた。
A「一くん。少し待って。」
自慢じゃないけど私は何でも出来る。
刀の腕は男並み、炊事、洗濯も難なくこなす。
でも実は髪を結うのだけは苦手。
A「お待たせ。どうぞ。」
結えなかったけどあまり待たせても悪いから諦めた。
一くんが入って来て止まる。
斎藤「結い直していたのか。」
A「途中。何？」
斎藤「俺が結おう。そのままでは落ち着かない。」
櫛と紐を手渡すと一くんは瞬く間に結い上げてくれた。
A「ありがとう。落ちつかない？」
一くんは器用。
斎藤「ああ。髪だけで随分と違うものだな。Aではないようだった。」
A「そうかな。じゃあ髪を下ろしたらそこそこ見れるってこと？」
斎藤「いや綺麗だ。いつも…//」
一くんの顔がほんのりと赤い。
A「一くん。無理してほめたりするから。」
思わずクスッと笑ってしまった。
斎藤「無理などしていない。」
A「ありがとう。」
今日は可愛いとか綺麗とか皆どうしたんだろう…。
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マヨ(プロフ) - アラヤダ。禁門でしたね！ (2015年10月5日 17時) (
レス) id: 7722a80e03 (このIDを非表示/違反報告)
。 - 金門の変じゃなくて禁門の変です (2015年7月18日 12時) (レス) id: 52dbae7a10 (このIDを非表示/違反報告)
はいな - めちゃくちゃかっこいーです！けど禁門じゃないんですか？ (2014年9月6日 10時) (レス) id: f13c373c0e (このIDを非表示/違反報告)
雪女 - ﾑｯﾁｬｸﾁｬヤバイ！(*ゝ｀ω・) (2014年8月5日 22時) (レス) id: a62721ae63 (このIDを非表示/違反報告)
中村紗矢香(プロフ) - 最高〜♪ (2014年6月26日 23時) (レス) id: 008d020942 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マヨ | 作成日時：2014年3月7日 13時
