鬼姫の魅力 ページ32
京の町
木陰で木にもたれた。
暑さで身体に力が入らない。
不知火「よお。身体弱えの？」
不知火さんが歩いて近づいて来る。
A「いえ。」
私の前で不知火さんが立ち止まり、目を見開いた。
不知火「嘘だろ。ありえねー。」
A「何がです？」
不知火さんは私を頭からつま先まで見ている。
不知火「まさか姫様だったとはな。姫様が新選組で何してんだよ。義理か？」
A「義理などありません。」
不知火「恋？恋か？」
楽しげにニヤリと笑う不知火さん。
A「違います。なぜ私のことを？」
不知火「火宮って名字が気になって調べた。俺は不知火匡。」
A「私は火宮A。」
不知火「これ、飲んどけ。」
竹筒を渡された。
ちゃぷんと音がしたから、水が入っている？
A「ありがとう。」
不知火「姫様はいつも魅力抑えてんの？」
不知火さんはいたずらっぽく私の顔を覗き込む。
A「魅力？姫様と呼ぶのは…。」
不知火「A、今は弱ってるからか魅力が抑え切れてねーぞ。しっかし火宮の姫様が京にいるとはな。」
不知火さんが言うには女鬼は魅力が高いらしい。
A「西の鬼だって二人も京にいる。」
不知火「西の鬼は四人だ。」
薫も入れて四人ということだったけど、西の頭領まで京に来ているらしい。
西の頭領に会わないことを願う。
頭領なんてよく分からないけど、凄そう。
不知火さんは女ってことは秘密にしてやると去っていった。
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マヨ(プロフ) - アラヤダ。禁門でしたね！ (2015年10月5日 17時) (
レス) id: 7722a80e03 (このIDを非表示/違反報告)
。 - 金門の変じゃなくて禁門の変です (2015年7月18日 12時) (レス) id: 52dbae7a10 (このIDを非表示/違反報告)
はいな - めちゃくちゃかっこいーです！けど禁門じゃないんですか？ (2014年9月6日 10時) (レス) id: f13c373c0e (このIDを非表示/違反報告)
雪女 - ﾑｯﾁｬｸﾁｬヤバイ！(*ゝ｀ω・) (2014年8月5日 22時) (レス) id: a62721ae63 (このIDを非表示/違反報告)
中村紗矢香(プロフ) - 最高〜♪ (2014年6月26日 23時) (レス) id: 008d020942 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マヨ | 作成日時：2014年3月7日 13時
