血が濃い ページ19
京の町
夕暮れ時、薫を捕獲。
A「薫ちゃん捕まえた。」
路地裏へ引きこみ両手を縛る。
薫「何するんだよっ。薫ちゃん？！」
A「お話。鬼は君だけ？何故私が鬼だと分かった？」
薫「たくさんいるよ。鬼かどうかなんて気配で分かるだろ。」
分からない。しかも沢山いるとは。
A「どこの鬼？名字は？」
薫「西だよ。南雲。」
聞けば答える。意外に素直。
A「西で南雲…。」
薫「聞いておいて何にも知らないんだね。」
A「私の里の鬼は里で生まれ、里で死ぬから。」
薫「そう。とにかくほどいてよ。」
A「まだだめ。鬼の気配はどうしたらわかる？」
薫「自然と分かるからどうしたらってものじゃないよ。」
もし鬼に会ってもこっちだけ分からないことになる。
A「京にも鬼はたくさんいる？？」
薫「見てない。」
A「そう。」
ホッとする。
他の鬼がどれくらい強いか分からないし。
薫「火宮は何で新選組に？」
A「他に何もないから。見守りたい人もいるし。Aでいい。」
何となく答えてしまっていた。
薫「Aの好きな人？」
A「違う。」
薫「ふーん。やっぱり変なの。」
両手の紐をはずしても薫は逃げない。
私のことをじっと見てる。
A「小太刀はやめてね。薫ちゃん。」
薫「Aって血が濃い？」
そんなのまで分かるんだ。
うなずいて薫の頭をなでた。
なかなか可愛い。
…むすっとしている顔も可愛い。
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マヨ(プロフ) - アラヤダ。禁門でしたね！ (2015年10月5日 17時) (
レス) id: 7722a80e03 (このIDを非表示/違反報告)
。 - 金門の変じゃなくて禁門の変です (2015年7月18日 12時) (レス) id: 52dbae7a10 (このIDを非表示/違反報告)
はいな - めちゃくちゃかっこいーです！けど禁門じゃないんですか？ (2014年9月6日 10時) (レス) id: f13c373c0e (このIDを非表示/違反報告)
雪女 - ﾑｯﾁｬｸﾁｬヤバイ！(*ゝ｀ω・) (2014年8月5日 22時) (レス) id: a62721ae63 (このIDを非表示/違反報告)
中村紗矢香(プロフ) - 最高〜♪ (2014年6月26日 23時) (レス) id: 008d020942 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マヨ | 作成日時：2014年3月7日 13時
