やめたい33 ページ34
昼休みになって俺は姫宮くんと生徒会室に行った
英智「やぁ、葵ゆうたくん」
ゆうた「・・・・・」
英智「そんなに緊張しなくてもいいのに、弓弦、紅茶を出してくれるかい？」
弓弦「畏まりました」
ゆうた「あの、Aのことで・・・・・」
英智「その様子じゃ、またなってしまったのかい？」
ゆうた「はい、だから、教えて欲しくて・・・・」
英智「・・・・・去年は僕らが革命をした後だった、月永くんが荒れていたし
それに、僕はAに対して負担を掛けすぎた
彼女は意志を持ってここに来た訳じゃなくて僕がここに来させたからね
彼女の能力は僕が1番よく知っている、それを利用した、だけど、離れたんだ
独りになり、追い詰められてしまったAはいきなり倒れて次の日には僕以外のことは忘れていた」
英智「それは、今年まで続いていたんだよ」
ゆうた「今年！？」
英智「君と会う前にね、思い出したんだ
しかし、僕はこの時は入院していたからどうして思い出したのかは謎だけどね
凛月くんなら知ってるかもしれないけど、今はそっとしておいた方がいいし」
ゆうた「じゃあ、Aを戻すことが出来るにはどうすればいいですか？」
英智「近くにいて話してあげなさい、僕には出来なかった
離れてしまったから、だけど君は彼女から離れずに寄り添ってあげてほしいんだ
僕にとっても彼女は妹のようだからね
それと、塞いでしまった兄妹の心を救ってほしいな」
ゆうた「ありがとうございました！」
Aを戻すにはやっぱり
俺が傍にいないと
離れたら
余計戻れなくなる
塞ぎ込んでる心は
そう簡単に戻らない
それに、月永先輩も
自分の心に気付かないフリをしてる
いい加減にして
これ以上Aを傷つけないで
月永先輩が思っている以上に
Aの心は酷く傷つけられているから
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匿名希望 - 深夜に読んだら涙止まらなくなっちまいました神作品ありがとうございます!!!。 (9月2日 4時) (
レス) id: 8c5c96fd1b (このIDを非表示/違反報告)
りこっぴ - めちゃくちゃ泣いてしまいました(≧▽≦) (2022年1月30日 22時) (レス) @page1 id: 6193ec296a (このIDを非表示/違反報告)
aine - 泣いちゃいました。 (2022年1月29日 18時) (レス) @page50 id: 87b93d0517 (このIDを非表示/違反報告)
aine - 泣いちゃいました。 (2022年1月29日 18時) (レス) @page50 id: 87b93d0517 (このIDを非表示/違反報告)
藍姫(プロフ) - 結さん» ありがとうございますっ………！すごい嬉しいです！好き言って言って下さりありがとうございます！ (2021年7月22日 10時) (レス) id: 64dda06758 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍姫 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=maruyamarika
作成日時：2019年11月11日 21時
